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山中恵美子『「何もない」こそ最高の武器になる 何も持っていなかったフツーの主婦だった私が、たくさんの夢を叶えたちょっとした方法』

・本書は、グループ30校まで展開を広げ、約2万人の生徒が卒業した学習塾の経営者で、シリーズ累計26万部超えのベストセラーとなった速読のメソッドである「瞬読」の開発者で、通信制高校・サポート校の学院長でもある著者が、クラスで一人だけ私立高校の受験に不合格→大学受験に失敗し1浪で地元の大学に進学→テレビ局のADになり、2年続けた遠距離恋愛の相手と婚約するも相手の二股交際が発覚し破談→新天地(名古屋)で見初められた社長と玉の輿婚をするも、リーマンショックの影響により1億円の被害を被る、という人生からどのようにして現在までに至ったかの極意について紹介した1冊。

・どんな場合でも、幸せな人生を目指す際には人間関係を広げたり、深めたりすることが土台となる。なぜなら、運気を高めてくれるのは、必ずといっていいほど「人」だから。
・人は、周囲からの働きかけで、心豊かに生かされるもの。さらにいうと、自分一人で自分の運気を上げることはほぼ不可能であり、「傲慢な考え」だと思うこと。できるだけよい人とおつきあいして、末長く交流していくことを著者はお勧めしている。
・自分の味方や理解者を選ぶポイントとして、「自分よりも優れた人」や「尊敬したくなる人」を選ぶことが挙げられている。
・お手本となるような人と接することで、自分自身を成長させていくことができるからだ。
うまくいっている人、ツイている人、幸せな人はたいていみんな、自身が満たされている。だから周りの人を攻撃したり、羨んだりすることはないのだ。
・そんな人と仲良くなれば、あなたまで満たされることは間違いない。
※ファンを増やし、より心豊かに幸福な人生を歩んでいく方法の詳細は本書をお読みください。

・世の中では事業実績や納税額や決算の数字こそが、"社会的信用"で、それらの数値が高いと「一目置かれる」ことにつながる。
・仕事では、経営者はもちろん、サラリーマンでも数字が問われる。また、プライベートでも数字を使わなくても信用がないと厳しいのだ。
・社会的信用は、一朝一夕に築けるものではない。著者は、経営していた塾の拡大をしようとするも、「不動産にて賃貸契約を結んでもらえない」「保険会社に保険契約を結んでもらえない」という問題が再燃した際、「信用がないならナンバーワンを獲る」という多少トリッキーな手法をとった。
・世の中には、さまざまな"権威"が存在するが、「ナンバーワン」という称号ほどわかりやすいものはない。
・また、対象とする範囲を変えれば、「ナンバーワン」になるのはそう難しいことではないのだ。
※「一目置かれる存在になるためにどうすればよいか」「そのために著者は何を実践したか」の詳細は本書をお読みください。

・本書では、「損失額1億円から30校の塾と学校を一代で築くまでの著者のヒストリー」から始まり、「仲間を増やす方法」「一目置かれる存在になるためにどうすれば良いか」「人に動いてもらうために何をすべきか」「不幸・不利の乗り越え方」「成長するにはどうしたら良いか」「好きなことを実現させる方法」など、フツーの主婦から30校経営する塾の経営者、通信制高校の学院長、26万部超えのベストセラーになった方法について赤裸々に書かれた内容となっている。

表紙にある『誰でもできる「3つのこと」』の詳細については、手に取ってあなたの目でご確認ください。

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