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高橋克明「NYに挑んだ1000人が教えてくれた8つの成功法則」

・本書は、インタビュアーとして、アメリカ合衆国大統領、メジャーリーガー、ハリウッドスターなど、1000人を超える著名人にインタビューをするなど、世界の最前線で取材を行い、成功者の生きた言葉を送り届ける著者が、ニューヨークに挑んだ1000人の成功者たちの言葉や生き様を厳選し、8つの法則にまとめて紹介した1冊。

NYに挑んだ1000人が教えてくれた8つの成功法則(一部)

最高法則1 人の話は聞かない〜常識を無視すると道が拓く

著者(高橋克明氏)の場合
・人生をひっくり返したいのならば、最初の第一歩は他人からのありがたいアドバイスではなく、自分勝手な妄想に耳を澄ますこと。
・著者は12歳の時、七夕の授業で「ニューヨークでジャーナリストになる」と短冊に書いた。
・その後、専門学校でカリスマ講師と持てはやされるも、5つ年上の兄がくも膜下出血で倒れたことをきっかけに、離婚をし、英語を一切話せず、金も学歴も、ニューヨークにコネクションもない状態から渡米し、現在は北米最多発刊部数の日系新聞社を経営するまでに至る。
・人からの親切な忠告、アドバイスは聞いた方がいいが、どうしても叶えたい夢、本当に求めていること、圧倒的に自信があることに関しては他の誰でもなく自分がいちばん知っている。というより、世界でただひとり自分しか知らない。そういった意味で、「人の話は聞かない」ことを説いている。
※著者の詳しい人生については、「武器は走りながら拾え!」(ブックマン社)に紹介されているので、詳しくはそちらをお読みください。

渡辺直美氏(お笑い芸人)の場合
・2014年当時、「笑っていいとも」が終了するとはいえ、それ以外に7本以上のレギュラー番組を抱えていた超売れっ子であったが、「自分より年上で、経験豊富な人たちと勝負するには、自分にしかできない経験をするしかない」と思うようになり、周囲が反対するも、自分の内なる声に従い、ニューヨークに留学する。
・ニューヨークの留学は、世界進出より、「日本でのキャリアアップ」を目的としていた。中には、「これは芸人(のすること)じゃない」「芸人のくせに」と言われることもあったが、「逆に芸人には"こういう道もある"ということを示したい。体を使ったこういうひとつのジャンルを作りたい、という気持ちも渡辺直美氏の中にあった。
・渡辺直美氏は、いつだって誰でもなく、自分の心の声を聞いて、その声に従った。その結果が、今の"渡辺直美"を作ったのだと、著者はインタビューを通じて感じた。
※移住するきっかけは、大人気のあるお笑い芸人の一言であったが、それが誰で、どういった内容かについては、本書をお読みください。

・本書では、先に紹介した「人の話は聞かない」の他、「自分の弱さから逃げない」「根拠なき自信を持つ」など8つの成功法則がこれまでに著者がインタビューした1000人の言葉、生き様でまとめられた内容となっている。
登場する著名人として、渡辺直美氏(お笑い芸人)の他、中村勘三郎氏(歌舞伎役者)、イチロー(元プロ野球選手)、和田アキ子氏(歌手)、錦織圭氏(プロテニス選手)、YOSHIKI氏(ミュージシャン)、北野武氏(漫才師・映画監督)、上原ひろみ氏(ピアニスト)、安藤忠雄氏(建築家)、樹木希林氏(女優)、木梨憲武氏(お笑いタレント)、西野亮廣氏(お笑い芸人)など、各業界で第一線で活躍する方々が取り上げられている。

夢を追いたいのに夢を追えない。何かを変えたい人はぜひご一読ください。シビレる言葉やサクセスストーリーが本書に詰まっています。

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