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前野隆司(監修)、中島晴美・山田将由・岸名祐治(著) 「99%の小学生は気づいていない!?ウェルビーイングの魔法」

・本書は、小学校の先生方(中島晴美氏・山田将由氏・岸名祐治氏)が著者で、「幸福学」の第一人者である前野隆司氏が監修した「4人の子どもたちが冒険の旅に出て、「自分で幸せを作り出す方法」を学んでいく」という物語。

・物語に登場する小学生は、
◇マコ(まじめでやさしいが、「無理」とすぐ言う)
◇ケイ(勇気があるがおこりんぼう)
◇ヒロ(きちんとしているが心配性)
◇シン(よく気がつくタイプだが、人目を気にする)
の4名。
・彼らは、土手に稲光が走ったので、そこに向かったところ、ウェル族の『タックさん』に出会い、ウェル王国にて、「幸せになるための修行」を行う。
・4人が最初に始めたのは、『やってみようの心』を鍛える修行。
・4人は、「今までにがんばったことは?」という質問から、
◇1年生のときに計算がすごく苦手だったが、がんばって算数ドリルをまるごと全部やりきった
◇笛がなかなかうまく吹けなかったが、毎日練習して今はみんなが聞かせてたのんでくるくらい、きれいな音で吹けるようになった
などの答えが出た。
・周りの人たちのためにがんばっていることも、自分のためにがんばっていることも、『やってみよう』という気持ちがあるからできること、そして、自分のことをもっと好きになり、自分のことを信じられれば、さまざまな困難にも挑めるようになり、「やってみよう」と思えるはず。
※「自分をもっと好きになるコツ」と、「やってみようの心」を強める問いについても触れられているが、詳細は本書をお読みください。

・本書は、4人の子どもたちが、『タックさん』に導かれ、ウェル王国で4つの心(やってみよう!・ありがとう!・なんとかなる!・ありのままに!)を習得し、人間の世界に戻り、その4つの心を使いこなしていく、という物語を通じて、「ウェルビーイング」について学んでいく、という内容となっている。

子どもに限らず、大人も身につけてほしい「ウェルビーイングの魔法」を学んでみたい方はぜひご一読ください。
※私も「やってみよう!」と「なんとかなる!」は本当に欲しいとこの本を読んで感じました。

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