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アバタロー「自己肯定感を上げる OUTPUT読書術」

・本書は、登録者数15万人の書評YouTubeチャンネルを運営し、読書の楽しさを伝えること生き甲斐として、配信活動を続けている書評YouTuberの著者が、本の選び方、読み方、OUTPUTの仕方など、読者に関する全プロセスを可視化し、今すぐに取り入れられるノウハウ、テクニックを、惜しみなく盛り込んだ1冊。

・本書では、読書は「食事に近い行為」であると位置付けている。私たちは本を食べ物と同様に、その本のもつ味、食感、栄養などを、脳で吟味しながら血肉化する。
・そうなると、読書の心得として、
①栄養価の高い良質な食材(本)の選び方
②手に入れた食材(本)を美味しくいただく調理方法
③食材(本)に含まれる栄養に関する知識、そして効率よく吸収させる工夫
の3つを押さえておく必要がある。
・裏を返せば、これらを知らないと、読書はただ面倒で非効率な作業になってしまう。つまり、これら3つを軸に、いかに効率的に本のもつ有効成分を吸収し、なおかつ効果的に自己成長を促すかを考えて生み出されたメソッドが「OUTPUT読書術」である。

・著者は、本を読むことの意味は大きく3つあると考えている。
・1つ目は、「自分のパフォーマンスを向上させるため」である。良質なビジネス書を読めば、その道の専門家が長い時間をかけて培ってきた知見やノウハウを得ることができる。
・また、ネットの情報とは違い、厳しい編集チェックなどを受けているため、情報媒体として信憑性が高く、学びには最適である。自ら学んだことが目に見える成果につながれば、それは自信につながる。
・つまり本は、人生全体のパフォーマンスを高めるための「エネルギー」を補給してくれるものなのだ。
※著者が考える本を読むことの意味の残り2つについては、本書をお読みください。

・読書が食事であるならば、OUTPUTはトレーニングに当たる。つまり、本から得た情報が、どれだけ血肉化されるかはOUTPUTの仕方によって決定付けられるのだ。
・せっかく自己投資として読書を行うわけだから、リターンを得るためにも、適当なトレーニングではなく、より効果的で効率的な方法を学び、実行することが重要。
・OUTPUTとは、「自分が仕入れた情報を、誰かに仕入れた情報を、誰かに話したり、何かに書いたり、自分のフィルターを通して表現すること」を指す。
・OUTPUTというトレーニングを行ううえで一番大切なことは、「目的意識」である。
・「なぜ、その本を読むのか、何に期待してOUTPUTするのか」という目的意識を頭から離さないことが重要。無目的に本を読むことやOUTPUTしてしまうと、その行為自体が目的化してしまいら自己投資にはつながらない。
※そうならないためにどうすればよいか、「闇雲にOUTPUTしてはいけない2つの理由」などについても触れられているが、詳細は本書をお読みください。

・本書は、「人生を劇的に変える読書の威力」「超効率的OUTPUTフローが、無限の可能性を引き出す」「OUTPUT読書術の具体的な方法」「絶対失敗しない選書の方法論」「何をINPUTするのか」という章で構成されており、
◇読書に関する3つの誤解
◇本の内容が脳に蓄積されないワケ
◇「継続」のコツは、自分が傷つきにくいルーティン
◇自分の「直感」を鈍らせない技術とは
◇INPUTとは〇〇〇〇である
◇難解な本を攻略するコツ
など、自分の人生に変化を起こし、自己肯定感を高める本の読み方(INPUT)、OUTPUTの方法について紹介された内容となっている。

読書を通じて新しい人生を切り拓きたい方はぜひご一読を。

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