桃色あんまん

ネットサーファー。脳科学が好き。

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最近の記事

ロールシャッハを受けた話 (1)

ロールシャッハ・テストを受けてきました。 この記事では検査内容のネタバレになることは書かずに、経緯だけ書き留めておきます。 ロールシャッハを受けたきっかけまず、カウンセリングルームを訪れた目的はWAIS Ⅳ(いわゆるIQテスト)を受けることでした。WAISについては別記事で書こうと思いますが、IQそれ自体への興味もさることながら、自分のことを客観的に把握したい、というのが当初の目的です。 至る所で変人、変わってると言われて、普通になりたいと思って生きてきました。しかし自

    • 雑談強要おじさんが伝えたかったこと

      「雑談サイコーだな!」 ある日のグダグダなウェブ会議に対する上司の感想。この日の会議では、定の議題が早く終わったため、リモートワークの悩み事という名の愚痴が報告された。「ちょっとした相談をしにくく感じる」「ネット回線が遅い」「腰が痛い」等々。定年間際のオジサンの腰の状態とか本当どうでもいいんですけど。マジそんな話30人がかりで聞く必要あった? 雑談はべつに否定しない。でも、普段なら最低限の業務連絡もしてこない自己完結上司がいきなり何言い始めたんだろう?となった。 その後

      • 僕だけの秘密基地だった非日常

        緊急事態宣言が終わってしまった。いい加減にしろよ。ずっと非日常が続いてほしい。社畜としての率直な感想。公務員の友人なんか一週間交代勤務だから、隔週ゴールデンウィークみたいなもんだよ。何だそれ。6月にもう一回ゴールデンウィークが欲しい。 率直な感想を言ってすみませんでした。飲食業界の方々には感謝している。在宅勤務中は行ったことない近所の店のテイクアウトを楽しませていただいて、彩り溢れた毎日になった。 4月から休業してしまった行きつけのバーには、常連皆でクラウドファンディング

        • 木酢時空旅行

          植物を飼っている。ドラセナという。体長50センチほど。小岩の植物ショップでいたく気に入って購入した。 もともとは職場に置いて可愛がっていた。自分のデスク周りにはいくつかの観葉植物を配置している。ここは殺風景な事務所にあって唯一のオアシスだった。朝一番に植物にミスト噴射することだけが通勤のモチベーションと言ってもよかった。 4月にリモートワークが始まった。パソコンやら書類やらを持ち帰らねばならない中で、ドラセナだけは何とか連れて帰ってきた。あとのいくつかの植物はオフィスに置

        ロールシャッハを受けた話 (1)

          変わりゆくものたち

          変化が苦手である。街の変化はいつも悲しくさせる。あの場所にかつて行列のできるコロッケ屋があったことを覚えているのは私だけかもしれない。あるいは私の中だけに存在した幻想なのかもしれない。過去になってしまってからは確かめることができない。 古びた商店街のある町で育った。昔ながらの肉屋、八百屋、生簀の魚屋、布団屋、銭湯、古本屋、寿司屋、ゲームショップなどがあった。学生時代のある日、合宿から帰ってきたら商店街の入り口が封鎖されていた。以来、個性ある店の並んだ通りを歩くこともなくなっ

          変わりゆくものたち

          「鳴らない、電話」ほどうれしい人

          今どきの若者ステレオタイプみたいな話で恐縮だが、私は電話が怖い。 着信音が恐怖である。着信音は数ヶ月も使っていると手垢がついて音自体にイヤなイメージが定着してしまうため、定期的に変更している。いったん使用済みの着信音は目覚まし音などには流用できない。着信音と緊張感のマリアージュが出来てしまったら簡単に離れないからだ。例えるなら警察が朝6時に家に来て起こされるような感覚である。寝覚めが悪すぎる。 電話の何が怖いかというと、あらゆる要素が嫌だとしかいえない。iPhoneの着信

          「鳴らない、電話」ほどうれしい人

          集中できない自分を悲観しなくていい理由

          在宅勤務してると家事や家族の世話もしなきゃいけなかったりで仕事に集中できないっていう同僚がけっこういるんです。 夕方になると勤務終了報告とともに「今日も○○しかできなかった・・・」というボヤキが送られてきます。わかるー!自分だけじゃなかった! 私もそんなことがよくあります。 パソコンに向かって企画書をカタカタと打ち込んでいると、ちょっとだけ開けた窓の外から子供がわー!と叫ぶ声が聞こえてきます。やっぱり窓は閉めておこうかな?と席を立つ。そうしたらベランダに干した洗濯物が乾

          集中できない自分を悲観しなくていい理由

          半径300mで退屈しない「地元の歩き方」

          公務員の友人は、機密文書を扱う仕事の性質上リモートワークができず、一週間交代勤務となっているらしい。羨ましい限りだが、「暇で退屈でしにそう」という悩みもあるそうだ。 YouTube、ゲーム、ソシャゲ、SNS、読書、マンガ、DVD・・・いくらでも暇つぶしはできる。が、「うちで過ごす」というジャンル全般に飽き飽きしている人もいると思う。 そこで、買い出しの外出がちょっと楽しくなる方法を提案したい。一人でできて、運動嫌いでも、雨の日でもできる。自粛警察に粛清されずに楽しむことが

          半径300mで退屈しない「地元の歩き方」

          ポジティブ教の返り討ちに遭わないために

          私自身がそうなのだが、ついついネガティブ思考になってしまう人や、リスクを多めに見積もってしまう人。 はっと我に返って、 ダメダメ!愚痴っぽいのは良くない!前向きに考えないと〜 などと思っていないだろうか。 それ自体は何も問題ないのだが、ポジティブが元々得意ではない人が意識的にポジティブを装った場合、余計な大ダメージを負ってしまうことがある。ポジティブ教初心者のために、ポジティブの副作用をお伝えしておきたい。 「前向き」なストーリーの上塗り職場にどうしようもなくムカつく上

          ポジティブ教の返り討ちに遭わないために