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詩のページ

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本
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iceuta
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靴ひも（詩）

靴ひも（詩）

靴ひもを

結び直していると

ひとりだけ

みんなにどんどん置いていかれる

そんな気がする

けれど

ほどけたまま

騙し騙し

歩き続けていたら

きっと大きな怪我をする

だからときには

立ち止まることも必要なんだ

結び直してまた

歩き始めれば良いんだから

iceuta

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花咲く場所（詩）

花咲く場所（詩）

置かれた場所で咲きたいけれど

ここが砂漠ならしょうがない

水のある土地を探しに行こう

根を張れる居場所は必ずあるから

iceuta

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恋人たち（詩）

恋人たち（詩）

寄り添って月を見上げる

静かな恋人同士がいた

2人がいま考えていることが

たとえ違っていたとしても

その姿は美しかった

iceuta

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真夜中の本屋（詩）

真夜中の本屋（詩）

真夜中の

本屋で出会う

明日につないでくれる言葉

iceuta

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4月1日とぼく（詩）

4月1日とぼく（詩）

4月1日

ぼくはきのうと何も変わらないのに
ぼくを見るまわりの目が変わる

今日から一年生
今日から受験生
今日から社会人
今日からリーダー

ぼくが変わったわけじゃないのに
ぼくの扱いが変わる

ぼくの気持ちはちょっと焦る
自分じゃないような気分になる

ぼくは、きのうの続きのぼく
名前のないぼくのままでいたい

iceuta

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シャボン玉（詩）

シャボン玉（詩）

シャボン玉が

上へと飛んでいく

青空に溶けていく

光のほうへと向かっていく