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「ネガティブ」にだって強みはある
社会ではなんとなく「ポジティブは良いもの、ネガティブは悪いもの」といった風潮があるように感じる。
「ポジティブになれる」ということを売りにしている商品も少なくない。
果たして本当にポジティブは良いことで、ネガティブは悪いことなのだろうか。
僕は全くそんなことはないと思う。
どちらも一長一短であるからだ。
なぜポジティブな人に憧れるのか
僕がポジティブな人に憧れる理由はなんといっても、「毎日を楽しそうに生きてるから」だ。
もちろん、ポジティブな人にもそれなりの事情があることは理解している。
もしかしたら、毎日を楽しく過ごそうと努力してるだけなのかもしれない。
でも僕はたとえ演技でも、楽しそうに振る舞うことができない。
それどころか実際に楽しんでいても「楽しくない?」と聞かれて申し訳なくなることが多々ある。
だからこそ、楽しそうにしているポジティブな人に憧れていたのだろう。
ネガティブな人にしかできない発想がある
ポジティブな人は確かに魅力的だ。
でも、ネガティブにはネガティブの良さがある。
ネガティブの良さは、「よく考えること」にあると思う。
「最悪の事態を想定して、回避できないかを考える」
「慎重に物事を運んで、ノリだけで決断したりしない」
想定しているような最悪の事態は、ほとんどの場合、実際には起こりはしないが、「もしかしたらあるかも」と考えることで、常に一手先の動きをとることができる。
ネガティブを活かす
今ネガティブな自分に悩んでいる人は、無理にポジティブを目指すよりも、ネガティブを活かすにはどうしたらいいのかを考えた方がいいと思う。
自分を否定するのは辛くなるし、否定したところで簡単に変われるなら苦労はしない。
それよりも個性だと受け入れて、ネガティブに磨きをかけるくらいの気持ちでいよう。
その振り切ったネガティブが、役に立つときがいつかきっと来るはずだ。
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