「終わり」があるからこそ「今」を生きられる
この世にあるほとんど全てのものには「終わり」がある。
もし「終わり」がなかったとしたら、人間はあらゆることに対して、なんのありがたみも感じることができないだろう。
大半のことは失ってから、そのありがたみに気づく。
そうならないために、今からできることをやろう。
終わりが訪れたとき、後悔しないように
当然だが、命もいつか終わる。
それは現時点では、もうずっとずっと先のことのように思えるかもしれない。
でも、明日を生きられる保証はどこにもない。
これは自分だけに限らず、全ての命あるものに当てはまることだ。
人間はなぜか、身近にいる人ほど雑に扱う。
出会った時はすごく丁寧に接していたのに、時間が経ったら鬱陶しいとさえ思うこと。
家族や恋人との時間よりも、自分ひとりの時間、友達との時間、あるいは仕事を優先してしまいがちなこと。
あなたにもこういった経験が、きっとあるだろう。
もちろん僕にもある。
それは仕方がないことなのかもしれない。
生きていれば毎日新しい刺激があるし、自分の興味は移り変わるものだ。
それに「常に一緒にいる人」というのは、どうしてもいつでも会えるという気持ちになってしまう。
それでも、自分が本当に感謝すべき存在を忘れてはならないと思う。
「いつでも会える」なんていうのは幻想であることに気づかなければならない。
失ってから気づくのでは遅いのだ。
今、本当に自分を支えてくれている人は誰なのかをよく考えてみてほしい。
自分の気持ちは伝えられるうちに伝えておこう。
全てを「人生最後」だと思おう
全ての行動に対して、「これが最後かもしれない」と思って生きている人はほとんどいないだろう。
僕も意識はしているが、忘れていることが多い。
食事、遊び、ゲームでもなんでも、「もう次はないかもしれない」という覚悟でいよう。
そうすることで、あらゆることをありがたく感じる事ができるし、より一層楽しむことができる。
それにもし、本当にそれが最後だとしても、きっと何も考えていない時よりは後悔しないだろう。
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