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「鏡ニ映ラナイ女 記憶ニ残ラナイ男」を観劇しての感想

 4月8日(木)に東池袋のあうるすぽっとで講演していた演劇を観ました。
あうるすぽっとでの劇場は初めてですが、セミナー受講ではよく行っていたので慣れしたんだ場所でした。

今回観た演劇です。
『鏡ニ映ラナイ女 記憶ニ残ラナイ男』

ボクラ団義が企画制作した演劇になります。

 今回観るに至ったのは、昨年ネットライブでご縁のできた水野愛日さんが出演されることをTwitterでみてになります。
タイトルからして全く内容が読めないものでしたが、昨年12月に彼女が出演する舞台をみて面白いなと感じたからでした。

 当日、あうるすぽっとに着き懐かしさを感じていました。
そして劇場へ・・・
劇場内に入ると、適度に広くて映画館同様に隣と前後の席を1席づつあけていたので密さは全くなかったです。
いい劇場ですね。

 14:00開演です。
配られていたパンフレットには、登場人物は紹介されていますが役名がないため、パンフレットから内容は想像できません。
手がかりは、パンフレットにあるストーリーの紹介だけです。

 ある女の元に、ある男が現れる。
男が女に語るのは、かって起きたという三件の事件。
そして依頼する、その事件への捜査協力。

 何か、サスペンスか刑事物?
そんな印象でした。

 舞台の幕があがりました。
ベッドの上に座る一人の女性・・・
そこに男性が一人現れる・・・

 まさに、パンフレットのストーリー通りの出だしです。
まだよくわからないままに、舞台は進行していきます。

 冒頭部は、映画の演出のようにフラッシュバックしたような様子が描かれていたのが印象的でした。
それと、スクリーンを上手に活用した演出も初めてでしたので目を惹きました。

 登場人物も芸能コース高校生、アイドル、お笑いタレント、俳優、テレビ局関係者などプチ芸能界?を舞台にしたのも面白い。

 最初の事件・・・
殺人事件がおきて、犯人は誰だと思う?と聞く男・・
それに対して女は答える・・・
舞台をみている観客には、女が答えた男が確かに怪しいと納得させられる・・・
その中で、ストーリーはどんどん進行していきます。

 結末は、意外な結果になりました。
その男が誰であるか?
目的が何であったのか?
はっきりします。

 独特の余韻が残る終わり方でした。
ハッピーエンドではないので、複雑な余韻が残ります。
鏡とは・・・

 がキーワードであることを改めて感じさせる舞台です。
何故、女が鏡に映っていなかったのか?はわかりません。

 鏡が映すのは、人の見える姿だけではないということですね。
記憶に残ってないことが、実像を消していたのかもしれません。

カーテンコールの後、複雑な余韻を後にして劇場を後にしました。

 残念ながら、公演は4月11日に千秋楽を迎えています。
しかし、アーカイブでの動画視聴は22日まで可能です。

この不思議な体験、したいと思いませんか?

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