大注目!カゴ車搬送ロボットをオカムラがクリスマスイブにニュースリリース
オカムラがクリスマスイブにビック?なニュースリリースを発表しました。
「ビーイングホールディングスとオカムラが自律移動ロボットORVの実用化に向けた実証実験を開始」
タイトルだけをみると、何か新しいロボットができたニュースの一つになります。
しかし、現場を知る物にとっては画期的なものになります。
何かオカムラでやっているという風の噂は聞いていました。
それなので・・・
いつ登場するのか?
どんな物なのか?
が気になっていました。
年内の発表はないかと思い始めていたころ・・・
予想外な時期に発表しました。
ちなみにオカムラに関しては、2つの記事を書いています。
覚えていますか?
オートストアを見いだしたセンスの良さはオカムラにはあります。
自社だけで開発しているのかと思い出しましたが、連携していたのですね。
連携先は、ビーイングホールディングス・・・
1986年にできた新しい企業です。
新製品をテストにするために、実際の現場が必要です。
そこで、何かの設定があって連携されたと想定されています。
現在、群馬県前橋市と石川県白山市で試験運用してるようです。
ホームページの説明によると、牽引式より小回りが利くとのこと。
これはとても大事なことです。
小回りが利かないと、いろんなセンターに汎用させていく場合には必ず障害になります。
日本のセンターは、小さいセンターが多いですし、いろんな物が置かれていますし、作業者などが多角的に移動してきます。
それをよけられないと、不要の長物になります。
実際に、どれだけの搬送速度で、どの程度の機敏性があるかは未知数なので、ここでの評価は難しいです。
しかし、期待感は強いものがあります。
出荷場は、本当に戦場ですから・・・
単純に、箱・オリコンなどをいれたカゴ台車の移動だけに人を割り当てるのは非効率です。
人をもっと有効的な場所を配置する・・・
そのためにも単純搬送は、ロボット任せにする。
これがとても大事なことなのです。
コロナ禍の中で、巣ごもりされる方が多いです。
しかし、食料調達にはスーパーマーケットに買い物に行かないといけないですね。
スーパーには、食料品が勝手に自動配置されているわけではありません。
沢山のカゴ台車を使って、センターから各店舗に配送しているのです。
よって、センターは店舗への出荷時間帯になると多数のカゴ台車が出荷場に一時配置されるわけです。センターによっては半端ない台数になります。
現状は、人間が手作業でやっているのです。それを人間ではなく、ロボットで自動配置させていく・・・素晴しいことだと思いませんか?
非常に画期的なことだと思います。
私たちの食料が安定供給されるためにも・・・注目したい所です。
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