Iccoka #4「マザーズ&ガールズ」稽古日誌 #133


月いちリーディング、無事に参加し終わりました。

役者さんの力はすごいなぁ~と見て、思ったのは、昨日の苦悶を晴らしてもらえたから。人のイマジネーションが加わると、世界は膨らみますね。

にしても、いろいろ考えることばかり...昨日、苦悶していて良かったと思いました。私は私の「正しさ」と葛藤していたから。

その「正しさ」とは、自分のこうしたい!という一念だったのですが、「正しさ」とは、偏っているものです。だからって、悪いことが良いということではなく、難しいんだけども...そういう葛藤を抱えて、決めて、腹据えて参加したことに意義があったように感じているのです。

 
自慢なのかな?私はインプロやると外に出てくるんですけど、結構ズレた感覚や感性の持ち主。

それはやっぱ違ったなーって、やった私自身が毎回ガックリするところでもあり、人と違うことを自然とやってたりするので良い所でもあり...ガックリする時は大概他者目線なのです。
 

そう考えると、人と違う目線だからわかることもあって、それが作風になってるし、私はそういう物語に光を当てて、作品を創りたいから、Iccokaをつくりました。

今回、そこが尖らせる所でもあり、磨く所でもあるんだなぁと改めて思いましたし、何よりそこに説得力を持たせるには、私自身の五感が感じていることを書けば良いと言うことがわかりました。

私が「正しさ」に当てはまる必要もないんです。私自身であれば、大げさだけど作品は生きるんです。

こういう風に落とし所を付けれたのも今回参加して、みなさんの言葉を受けてこそ。

何事も体験せねば、わかりません。

劇作家協会のみなさま、役者さん達、参加者のみなさん、本当に良い機会をありがとうございました!

出会ってくれて、記事を読んでくれて、ありがとうございます。演劇をやっています、創るのも、立つのもです。良い作品を届けれるよう、日々やって参ります!