キンモクセイの香り
今日、あの香りでキンモクセイを見つけました。
台風前に咲いていたから、もう咲かないかと思っていたけど、私が見た木にはびっしりとオレンジ色の花があり、香りといい、姿といい、この時期、目を惹きつけますね。
香りも良いし、散った時にオレンジのカーペットみたいになってるのも素敵だなって思います。
地元の友だちは、あの香りで毎年乙女に戻れると言っていました。
また、昨日見たのツイートにこのようなものがありました。
キンモクセイのクリームソーダ...香しく、おいしいんだろうなぁ...。女子が好きそうですね。
みんな、あの香りが好きなのね。
でもさ。
うちのおばあちゃん、戦前生まれの人なのですが、おばあちゃんに言わせると、『便所花』の香りと言っています...。
夢がないこと言わないでよって思われるかもしれないですが、おばあちゃんが住んでいた所は昔、お手洗いの外にキンモクセイが必ずと言っていいほど植わっていたそうで、そのせいで『便所花』と。
...確かに芳香剤のない時代、あの香りは良かったんだろうな...今も良いですけどね。
同じものでも、世代や経験・体験が違えば、感じること、イメージすることも違う。
当たり前だけど、SNSでいろんな情報に触れれる時代には忘れてしまいがちな感覚なのかもなって...
キンモクセイの香りで思ったのでした。
出会ってくれて、記事を読んでくれて、ありがとうございます。演劇をやっています、創るのも、立つのもです。良い作品を届けれるよう、日々やって参ります!