アニメソングDJが振り返るアニメソングの歴史 其の零 端書き
「アニメソングってオールジャンルでしょ?」
この言葉を言われるたびに私の中で若干のモヤモヤが発生します。
確かに、アニメソングにおいて音楽的な「定型」はないのは事実です。
それ故に一つの音楽ジャンルとして括るにはあまりに多彩、それは確かにそうだと思うのですが・・・。
他方「オールジャンル」と言えるほど多彩な音楽ジャンルが「アニメソング」に包括されているか、と言われると少々疑問も感じるわけです。
「アニメソング」の中にはある種の様式美みたいなものが存在している気がしてならないのです。
これ、よく考えたら当たり前の話で。
「アニメソング」は各々、アニメの主題歌として使用された楽曲。
当然のことながら何もないところから自然発生はしないわけです。
誰かがその楽曲をアニメの主題歌として使用することを決めたわけです。
楽曲が生まれる経緯はさておき。
そこには必ず「人気の出る楽曲」のパターンがあるはずなのです。
そして、そのパターンが「アニメソング」における様式美と言い換えることもできると思うわけなのです。
そこにボンヤリと「アニメソング」が単なる「オールジャンル」ではないと言える何かが見えてくると思うわけなのです。
そんな「アニメソング」の縦横の繋がりを意識しつつ
実際にその括りの中で重要となるアニメソングを取り上げて行ければ。
そして実際に自分自身の中で改めてこのアニメソングを歴史を追って整理することができればと思いここに書き記す次第です。
そして、読んでくださった方が新しい音楽との出会いまで提供できればこれ幸い、と言ったところです。
現場で取り上げた曲の中からSpotifyに上がっている楽曲はこちら。
マガジンとしてまとめたものもありますのでよろしければ。
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