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#UIデザイン

デザイナーの夢と現実 ー組織へデザイン定着を目指してー

デザインが浸透した世界の理想創業当時、僕もそんな夢を描いて事業を立ち上げていたことを思い出しました。自分自身がデザインしたものが、多くの人に利用され、熱狂している姿を見た瞬間に、本当にデザインをやっていてよかった。自分が作りたかったのはこの瞬間だったと実感したことがあります。 今日はそんなデザイナーの理想とする世界へ到達するために立ちはだかる大きな課題について話していこうと思います。 現実の世界は夢とは程遠いそんな夢を抱いてデザイナーを志した人々をこれまで多く見てきました

イカれたUIをチームで作ってみた

rootのがたまり(@ri_gatamari)です。普段は使いやすいUIをがんばって作ってます。しかし先日、「使いづらいUI」を作る日がやってきました! 今回は社内のデザイナー数人でやった「イカれたUIを作る会」の内容と、そこから見えてきた「使いづらさを作る条件」についてお話しします。 rootの有志勉強会「てくてく会」rootにはジュニア/ミドルデザイナーの有志で運営されているデザイン勉強会があります。その名も「てくてく会」。みんなでてくてく散歩をするように学習していこ

新人デザイナーがリサーチワークで経験した試行錯誤と得た学び

こんにちは!デザイナーの轟です! みなさんは、リサーチワークを行ったことがありますか? 私はrootに入社してすぐの頃、トレーニング期間として3ヶ月間のリサーチワークを行いました。 結論として、めちゃくちゃ学びの多い期間となりました。 初めは、何をリサーチすれば良いか分からなかったり洞察が甘かったりと失敗することが多かったですが、その度に先輩デザイナーからアドバイスをもらいブラッシュアップを繰り返すことで、着実に成長することができたと感じています。 今回は、「私がやった

エニアグラムをテーマにダイアログ会をやってみた

この記事について rootでは月に1回、出社日といってオフィスを借りて集まる日があります。3月の出社日にrootメンバーでエニアグラムについて語るダイアローグ会を開催しました!この記事では、エニアグラムの結果をベースにしたダイアログ会をやってみてどうだったのか、どんな気づきが得られたかをまとめていこうと思います。 エニアグラムとは? エニアグラムとは、個人の性格を分類するためのツールで、9つのタイプに分けられます。それぞれのタイプは、特定の特徴や行動パターンを持っていま

ちょっとした「気になり」を蔑ろにしたデザイナーがぶつかった壁

ちょっとした「気になり」、どうしてますか? 日常生活でも、それほどではないけれどちょっと気になることってありますよね。それを放っておいた場合、何事もなくおさまることもあれば大問題になったりもします。 少しだけ自分の話をさせてください。 話は中学生の頃まで遡ります。私はよく立ちくらみをしていました。なんとな〜くその症状を気にしていたものの放置。そしたら階段を登るたびに息切れの激しさが増し、足が動きづらくなった時がありました。ヘモグロビン(血液中の酸素を運搬するやつ)が通常の

未経験からUXデザイナーになるための5つのヒント

こんにちは、masaです。 早いもので、デザイナーとしてrootに未経験で入ってから2年とちょっとが経ちました。現在は、UXデザイナーという肩書きで、ユーザー調査をしたり、体験の方針を決めたり、UIを作ったりして、クライアントと一緒にプロダクト作りに励んでいます。 今の仕事に就いてみてわかったのですが、UXデザイナーの志望者はあまり多くない感触があります。プロダクトデザイナーを目指す人のnoteをざっとみてみても、「UI/UXデザイナーになりたい」という人は一定数いますが

日付表記のルール設定 〜後編〜 日付表記の特徴の深掘りと最終的なルール策定

前編に引き続き今回は後編として主な日付表記の特徴を深掘りながらユースケースに応じてプロダクトの中での最適と考えられる日付表記のルールについてご紹介したいと思います。 前回ご紹介した図を改めてご紹介すると、日本で主に使われる日付表記として漢字表記と記号表記の2種類があります。 基本的には年を4桁表記する方が馴染みがあるのと視認性が担保されるため、年は4桁で表記する方向にしていますが、日付表記の他に考慮すべき要素としてゼロパディングという要素があります(これについては後段で詳し

日付表記のルール設定 〜前編〜 日付の種類と判断基準について

私たちは日頃、日付表記について意識して生活することは滅多にありません。 実際に私たちがそこで意識するのはそれが何年何月何日なのかを読み取るだけで、日付表記はあくまでツールの一つとして考えられます。 世界には我々が想定しているよりもたくさんの種類の日付表記方法があり、闇雲に使っていると利用してもらうユーザーのその後の体験を損ねてしまう可能性もあり慎重に考える必要があると思います。 そこで今回は前編で世界で使われている日付表記の特徴に触れながらどういう判断基準を設けたかをご紹介し

UI100本ノックをチームでやっている話

rootの佐藤理子です。今回は、社内でやっているUIデザインのトレーニングについて紹介します。 UIデザインの引き出しを増やす取り組みとして、アプリ模写100本ノックというトレーニングがあります。こちらのnoteで紹介された取り組みで、アプリの骨格を即興で模写することで、デザインの瞬発力を鍛えることが目的です。 rootでは、noteの内容を参考にさせていただきながら、この100本ノックを有志の4人チームで定期的に行っています。今回は取り組みの様子を紹介します。 考察す

ゼロイチから拡大期まで成長ステージに合わせ伴走するデザインファームを目指して

rootは、2020年11月29日で9期目を迎えました。半期に一度開催している合宿を11月29日に開催して、半期のプロジェクトの振り返りや、メンバーが互いを知るためのワークなどを行いました。 今回のnoteでは、rootがどのような経緯で創業し、デザインで事業成長に貢献するという思いを持つに至り、これからどのようなことに挑戦するのか。合宿で社内向けに語った内容をまとめてみようと思います。 どんなにいいプロダクトもビジネスにならないと継続はできないrootを創業するきっかけ

これからの時代、デザイナーとしてどうあるべきなのか

はじめまして、株式会社rootでデザイナーをやっている手塚と申します。 我々rootはUI/UXに特化した、7名のデザイナーから構成されるデザイン組織です。 こちらのnoteではメンバーが日々の業務を通じて感じたこと、発見したことをカジュアルに書き綴っていきたいと思います。 ちなみにオフィシャルブログもやっていますので、そちらも良かったら見てみてください。(オフィシャルブログはナレッジシェアとかイベントレポートがたくさん載っています) *** さて来たる7/24(水)

9ヶ月ぶりの「root Lab」開催しました!

noteをみてくださっているみなさま、お久しぶりです。 3ヶ月前にnoteのアカウントを作って更新していくぞーと思っていたのですが、バタバタしていてなかなかできず、、 だんだん風が冷たくなり秋が始まりつつあるこの頃ですが、先月rootでは招待制のミートアップ「root Lab」を開催しました! root Labとは?root Lab とは、rootが不定期で開催しているデザイン界隈中心のミートアップです。 弊社が運営しているService Design Night (7