西村 和則

root Inc. デザイン会社の代表。 事業成長を実現するためのデザインをお仕事にしていま… もっとみる

西村 和則

root Inc. デザイン会社の代表。 事業成長を実現するためのデザインをお仕事にしています。 プロダクト戦略、組織デザイン、UI/UXデザインが主な守備範囲です。 高知出身。2児の父。サウナと釣り好きです。

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ビジョンを定義し、rootはデザインの「実践」の先を目指します

創業から10年目に突入した今期、rootは新たなビジョン「Design Doing for More」をリリースしました。 プレスリリース それに伴い、本記事ではビジョン策定の経緯、およびroot が今後どのような世界を目指そうとしているのかを、創業者である僕自身の考えも交えお話していきます。 ビジョン策定は、組織として前へ進むために rootでは、昨年CIリニューアルに際し、ミッション・バリューを策定しました。 その段階では、クライアントワークを主軸とした事業形態

    • デザイナーの夢と現実 ー組織へデザイン定着を目指してー

      デザインが浸透した世界の理想創業当時、僕もそんな夢を描いて事業を立ち上げていたことを思い出しました。自分自身がデザインしたものが、多くの人に利用され、熱狂している姿を見た瞬間に、本当にデザインをやっていてよかった。自分が作りたかったのはこの瞬間だったと実感したことがあります。 今日はそんなデザイナーの理想とする世界へ到達するために立ちはだかる大きな課題について話していこうと思います。 現実の世界は夢とは程遠いそんな夢を抱いてデザイナーを志した人々をこれまで多く見てきました

      • 内向的な性質でも経営者を10年続けられた3つのコツ

        この記事はroot Advent Calendar 2022の25日目最後の記事です。 今日は、僕が経営している会社が10周年を迎え経営者として10年を歩んできたので自分の経営者の資質についてお話しようと思います。 実は僕、とても内向的な性格でいわゆる世の中一般的な社長像とはかなり違う経営スタイルで社長をやっています。正直今でも営業とか人の多い懇親会などとても苦手で1人で黙々と何か作ったりしっぽりしてる方が好きと言う性格です。こんな僕でも経営者を10年続けられた3つのコツを

        • 興味の赴くままに生きたら物事を見極める観点を養えた話

          こんにちは。root 代表の西村です。 この記事はroot Advent Calendar 2022の24日目の記事です。 2022年もまもなく終わりますが、今年は僕にとって1つの大きな節目となる1年でした。rootを創業してから10年、デザイナーとして独立し経営者として事業を作ってきたこれまでを改めて振り返ると当時の自分は今こんな状態になっていることは1ミリも想像していなかったなと思います。 今日は会社としてではなく、個人のキャリアや人生経験を振り返る中で得られた20代で抑

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          組織のデザイン実行力を高めるデザインプログラムマネジメント

          こんにちは。root代表の西村です。 この記事はroot アドベントカレンダー2日目の記事です。 先日、日本最大級のデザインカンファレンス「Designship 2022」に参加し、「組織のデザイン実行力を高めるデザインプログラムマネジメント」というテーマで講演を行いました。 弊社はこの1年でデザインプログラムマネジメントに取り組んできたのですが、まだデザインプログラムマネジメントについて聞き慣れていない人も多いと思います。そこで今回は、Designship 2022での

          組織のデザイン実行力を高めるデザインプログラムマネジメント

          root がデザインに関わる人の育成支援にこだわる理由

          デザインファーム root の代表をしている西村です。 root は主にデジタル領域の新規事業やスタートアップの立ち上げからグロースフェーズを伴走しながら成長支援するお仕事をしています。 最近、デザイナーの採用をしたいけれど、なかなかよい人が見つからないという課題をよく耳にするようになりました。業界としては若手のデザイナー数は増えており母数は増加傾向にあると実感していますが、事業サイドが求める戦力になる人材が見つけられないという課題が顕在化しているように感じます。自分もデザ

          root がデザインに関わる人の育成支援にこだわる理由

          rootのフィロソフィーを刷新、デザインパートナーとして新たなスタートへ

          今回、サービスデザイン会社である root は、CIの刷新を行い、改めて企業としてのフィロソフィーを見つめ直しました。 この記事では、root が取り組んできたCIリニューアルの流れとともに、今後、私たちがどのようにサービスデザインと向き合い何を目指そうとしているかをご紹介させていただきます。 事業開発に特化したデザインファーム rootとは これまでわたしたちは、事業戦略に応じたプロダクトデザイン戦略策定からUXデザイン、人間中心設計に基づいたデザイン手法を実行することで

          rootのフィロソフィーを刷新、デザインパートナーとして新たなスタートへ

          ゼロイチから拡大期まで成長ステージに合わせ伴走するデザインファームを目指して

          rootは、2020年11月29日で9期目を迎えました。半期に一度開催している合宿を11月29日に開催して、半期のプロジェクトの振り返りや、メンバーが互いを知るためのワークなどを行いました。 今回のnoteでは、rootがどのような経緯で創業し、デザインで事業成長に貢献するという思いを持つに至り、これからどのようなことに挑戦するのか。合宿で社内向けに語った内容をまとめてみようと思います。 どんなにいいプロダクトもビジネスにならないと継続はできないrootを創業するきっかけ

          ゼロイチから拡大期まで成長ステージに合わせ伴走するデザインファームを目指して

          デザインが理解されない?! 組織のデザイン認識を揃えるための3つのアプローチ

          2020年8月21日に開催したroot Design Meetupにて、長谷川恭久さんとUX負債をテーマにお話をしました。 そこでの会話を受けて、組織がデザインを取り組むにあたって「デザインの認識がチーム内で共通になっていない」という共通課題があるように感じます。 これはUX負債の問題にも通ずる問題であり、どのように組織にデザインを共有していくのかをまとめてみました。 UX負債にも通じる、組織におけるデザイン認識という課題UX負債の解消においても課題となるのは、施策の優

          デザインが理解されない?! 組織のデザイン認識を揃えるための3つのアプローチ

          伴走型のクライアントワークを成功させるための5つのポイント

          rootでは、クライアントワークを中心としたUI/UXデザインを行っています。クライアントの事業に継続的に関わりながら事業成長を支援しており、いわゆる納品型の制作会社よりも事業会社内のチームとフラットな関係性を構築するという特徴があります。 こうした伴走型の関わり方は、今後デザインに限らず重要になっていくと考えています。これまでrootのメンバーも様々なクライアントとの関係性やコミュニケーション方法など試行錯誤しながら伴走してきました。今回は、どのように関係性を構築してきた

          伴走型のクライアントワークを成功させるための5つのポイント

          新規事業で1人目のデザイナーを採用する前にすべきこと

          rootを創業して8年が経過しました。 これまで、様々なスタートアップ、大手企業の新規事業に外部パートナーとして関わりながらサービスや事業の成長に向き合ってきた経験から、1人目のデザイナー採用における観点をまとめてみました。 「なぜデザイナーが必要なのか?」を問う 「なぜデザイナーが必要なのか?」 その答えによって誰を採用すべきかが変わります。 事業におけるサービスやプロダクト全体の体験やユーザー評価を上げたいと考えるのであれば、答えは1人のデザイナーを採用することで

          新規事業で1人目のデザイナーを採用する前にすべきこと

          伴走型デザイナーというキャリアの提案

          新年あけましておめでとうございます。 root代表の西村です。 rootは、プロダクトやサービスの成長を、デザインを通じて支援している会社です。主にデジタル領域を得意としています。弊社の特徴は、事業の立ち上がりから成長過程において継続的な支援を行う伴走型のスタイルです。 このnoteでは、伴走型のデザイン会社だからこそ得られる経験について書かせていただきます。 伴走型のデザイン支援とは 私たちのスタイルである伴走型のデザイン支援とは、プロダクト開発やマーケティングを行う

          伴走型デザイナーというキャリアの提案

          インハウスでしか学べないデザイン経験を社外で活かす柔軟な働き方を選ぶ

          こんにちは。root inc.代表の西村です。 先日、社外のデザイナーさんとランチをしていたときに耳にした話がデザイナーのキャリアを考える上で興味深かったので、今回はその話を書いてみたいと思います。 柔軟な職場は力あるデザイナーの活躍の場を増やすランチしたデザイナーは、現在無人コンビニを提供する600に務めている金子さん。600といえば、「週休3日制」を発表して話題になっていました。 もちろん、こうしたワークスタイルは未熟なデザイナーであれば成立しません。デザイナーのキ

          インハウスでしか学べないデザイン経験を社外で活かす柔軟な働き方を選ぶ

          rootはWeWork GINZA SIXに移転します。

          ここ数年、rootは、デザインチームとしての働き方の模索を繰り返してきました。 オフィスレイアウトの再設計にはじまり、2019年4月からは末広町にオフィスを構えつつ、神保町のWeWorkを利用開始。サテライトとして試験運用し、様々な働き方の検証を重ねてきました。 この検証の結果、rootは2019年12月より銀座にあるWeWork GINZA SIXのプライベートオフィスへ移転します。 目的に応じてシチュエーションを使い分けられる柔軟さでWeWorkを選択 はじめに、W

          rootはWeWork GINZA SIXに移転します。

          インハウスとクライアントワークの境界を横断するデザイナー達から見えるキャリア像

          こんにちは。root inc.代表の西村です。 久しぶりに参加者としてデザインイベントへ参加したので振り返りも兼ねて感想を書いてみました。 今回参加したイベントがこちら。 普段クライアントワークの立場から関わり、デザイナーの育成もしているので、インハウスの視点で仕事やキャリアについて知見を得たいと思い参加しました。 登壇者は、株式会社ユーザベース(SPEEDA事業) デザイナー兼、株式会社デスケル リサーチャーの平野 友規さん。株式会社DONGURI CEOのミナベ ト

          インハウスとクライアントワークの境界を横断するデザイナー達から見えるキャリア像