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インディーゲームを取り巻くコミュニティが好きです。 主に有志日本語化に関する記事をかいていきます。

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  • 有志翻訳に関する記事

    特定のゲームの有志翻訳や、情報、コミュニティ活動をまとめていきます。

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英日ゲーム翻訳者 ポートフォリオ

名前:燻丸 (いぶしまる) 翻訳ペア:英→日 実績・Nuclear Throne 日本語化MOD 公開 活動期間:2019年3月~2019年4月 作業人数:8名 翻訳環境:Google スプレッドシート 内容:プロジェクトマネージャー、進捗管理、翻訳、パッチの作成・公開 ・Risk of Rain 日本語化MOD 公開 活動期間:2019年6月~2020年11月 作業人数:18名 翻訳環境:Google スプレッドシート 内容:プロジェクトマネージャ

    • 好奇心の赴くままに宇宙を冒険したい人に『Outer Wilds』

      突然だが、惑星間航行をしたいと考えた事はないだろうか? 宇宙の海図を片手に、惑星から惑星へ宇宙船を駆ける。未知の生物を見つけ、古代文明の遺跡を探索、絶景を目の当たりし、宇宙船の故障を自力で解決、そして宇宙の真理へとたどり着くーーーーーーー。 そんなスペース・オペラをこの身で体験したいと私は常日頃考えている。 悪いニュースだ 生まれる時代を100年ほど間違えてしまったようだ。 人類が到達した最高地点は、地球の衛星である月だ。(厳密には最高到達地点は月表面ではない) 2023

      • Siriの音声入力で家計簿を記録しよう。

        前提条件「家計簿をつけるなんてめんどくさい」 要件定義・家計簿アプリはめんどくさいので使いたくない。 →買い物したときにレシートを捨てずに受け取って、それを丁寧に財布にしまって家まで持ち帰って、それをわざわざカメラに写して、OCRの読み取りがうまくいかなくて手で修正して、、、 ⇒できるだけ少ない手順で家計簿を記録したい。 ・Apple Watch を先月購入したので、それを活用したい。 →Apple Watch でテキスト記入は難しい。 ⇒音声入力もしくは選択肢方式

        有料
        300〜
        割引あり
        • Kindle 端末を買った

          Kindle paperwhite signature editionを購入した。価格は2万弱。人生ではじめて買ったkindle端末だ。 なぜ購入したのか? 読書に身が入らず、以前みたいに集中できないことに気がついたからだ。 原因を色々考えてみると、途中でTwitterを開いてしまったり、読書環境が悪かったり。(照明不足・落ち着ける椅子がない) 紙の本を読むための環境を整えるのって実は結構コストがかかる。だから電子書籍が読める端末を買おうと思い立った。 kindle

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          6本

        記事

          レベルデザインと宝箱「オクトパストラベラー2」

          RPGにおいて必ず存在するオブジェクト、宝箱。 開けることで新たな武器やアイテムが手に入る便利な箱。しかし、宝箱の配置や中身によってはゲームの難易度を左右することもある。 宝箱はレベルデザインにおいても重要なポイントであり、我々冒険者にとって魅力的な要素であるが、あまりにも多く配置すると物足りなさを感じさせる場合もある。まさに「宝箱」という一つの要素がゲーム全体のバランスに大きく関わっている。 ----- レベルデザインのざっくり解説:ユーザー体験や没入感を向上させるという

          レベルデザインと宝箱「オクトパストラベラー2」

          GameMaker製のゲームを日本語化する方法 日本語フォント実装 ~後編~

          はじめに記事の執筆途中でUndertalemodtoolの情報更新がありました。 こちらのリンクからGUI-windows-latest-isBundled-true-isSingleFile-true.zipをダウンロードして、以降は新しいUndertaleModToolでdata.winを開いてください。 中編では、日本語フォントの導入を行う一番手っ取り早い手法として、font_add()関数を用いてTTFを直接読み込む手法での日本語フォント導入を行いました。 後編で

          GameMaker製のゲームを日本語化する方法 日本語フォント実装 ~後編~

          インディーズゲームとの出会い

          Raimondさん主催、ゲームとことば Advent Calendar 2022 への寄稿記事となります。お題は「ゲームと人生」。 この記事はゲームとことば Advent Calendar 2022 の18日目の記事です。 昨日は高見知英さんの 不思議のダンジョンで人生を学び、 RPGで世の中のありようを学ぶ でした。 皆さんは、インディーズゲームの存在を明確に認識したのはいつごろでしょうか?私のインディーズゲームとの出会いは7年前の2015年にさかのぼります。 あれ

          インディーズゲームとの出会い

          GameMaker製のゲームを日本語化する方法 日本語フォント実装 ~中編~

           それでは①日本語フォント導入編 中編です。 後編ではまとめて説明したい内容がありますので、中編として区切りを入れました。基本的にこちらの内容を読めば日本語フォント導入は完了です。 フォントを特定する 前編では、draw_set_font (global.fntTinyAlt)でメニュー画面のフォントを指定していることがわかり、それを変更すれば日本語フォントが実装できると推測できました。 ※global.とは、グローバル変数のことで、この変数に値を格納するとプロジェクト全体

          GameMaker製のゲームを日本語化する方法 日本語フォント実装 ~中編~

          今、私は人口知能と対話している

          先日からTwitterで話題になっているChatGPTとはどういったものか? 調べる必要はない。ChatGPTに聞けばよいのだから。 昨今話題になっていイラスト製作AIや、文章の続きを記述してくれるAI、機械学習により様々な人口知能のサービスが誕生している。SF小説で描かれていた未来はもうここに存在するのだ。 気になるのは、人口知能が知性を獲得し、人間の存在を脅かす存在になるのかである。なので聞いてみた。 いやもう、まったく末恐ろしい。 赤が私、緑がChatGPTだ。

          今、私は人口知能と対話している

          GameMaker製のゲームを日本語化する方法 日本語フォント実装~前編~

          はじめに 本記事は、私がこれまでに有志翻訳を行ってきた「Risk of Rain」「Nuclear Throne」「Vault of the void」をはじめとした、数々の名作を生みだしてきたゲームエンジンである、Gamemaker:Studioを解析し、日本語化を行うまでの手法を書き記すものです。  内容が多岐にわたるため、以下の4つのほどの記事に分けて紹介を行いたいと思います。絶賛執筆中につき、多少分量が前後すると思いますが、全部完成したら改めてまとめたいと思います。

          GameMaker製のゲームを日本語化する方法 日本語フォント実装~前編~

          Vault of the Void 正式リリースへ。日本時間では10月5日

          『Vault of the Void』が正式リリースを迎えます。  リリースは日本時間で、 2022年10月5日(水) 午前2時  を予定しています。以前の公式アナウンスでは10月4日と明言されておりましたが、時差の影響で日本時間では1日ずれ込む形となりますので注意が必要です。 ※時間変更の可能性があることをご承知おきください。 ・デッキ編成画面のUI更新 ・7つのチャレンジコイン ・レリックの追加(50以上)、フィードバックを反映したレリックの調整  上記3つが

          Vault of the Void 正式リリースへ。日本時間では10月5日

          Wuppo 有志翻訳プロジェクトの立ち上げ

           この度、Steamで発売中のWuppo の有志翻訳に携わらせていただく事となりました。 Wuppoとは  2016年発売のメトロヴァニア系ゲームです。戦闘よりも探索に重きを置いており、多彩なNPCとの会話を楽しみながら広大なマップを探索するゲームです。Steamの評価では圧倒的好評を記録しておりますが、そのテキスト量の多さから日本における知名度はあまり高くはありません。  また、本作はGamemaker:studio2で作成されており、そういったご縁から有志翻訳を企画

          有料
          500

          Wuppo 有志翻訳プロジェクトの立ち上げ

          <有志翻訳>Vault of the Voidの日本語ローカライズ裏話

           Steamで公表発売中の「Vault of the Void」を有志として日本語ローカライズをさせていただきました、燻丸です。  今回は開発記事の翻訳ではありません。なぜなら、記事を公表する前に原文のデータをいただいて翻訳しているのですから!開発記事はこちら  今日は本作の有志翻訳がどの様にして行われたのかの経緯をつらつらと、長ったらしく、気の向くままに書いていきましょう。  さて、経緯を説明する前に数多くの方々に感謝をしなければいけません。 まずは3名の有志翻訳者。𝗔

          <有志翻訳>Vault of the Voidの日本語ローカライズ裏話

          <ニュース>Vault of the Void 日本語を含めた多言語化の、ローカライズβテストを開始。

           前置きは置いておいて、Vault of the Voidを日本語にする手法を画像付きで解説します。ニュース記事はこちら 1.SteamのライブラリからVoult of he Voidを右クリックし、プロパティを選択。 2.プロパティからβを選択。左の ﹀ をクリックしてlocalisation-Brench...を選択。そして閉じる。 3.ゲームを起動すると実装されているはずです!  これはまだテスト段階のβプログラムです。正式な公開(ベータオプションを選択せずとも

          <ニュース>Vault of the Void 日本語を含めた多言語化の、ローカライズβテストを開始。

          <翻訳> Vault of the Void アップデート#44 コミュニティコード、チャレンジコイン、そしてCOVID

          はじめに  本記事はSteamで絶賛発売中のVault of the Voidの開発日誌を翻訳した記事です。  なお、翻訳記事に関してはVotVの開発者であるJosh Bruceさんへ許可を経て作成しております。 <補足説明>" "で表示されているテキストは、日本語翻訳後の名称になります(今後変更される可能性があります。)<補足終了> 元記事はコチラ 以下、本文  みなさん、こんにちは!  ようやくここにたどり着きました。正直に言うと、"遠回り"をしていました…ご説

          <翻訳> Vault of the Void アップデート#44 コミュニティコード、チャレンジコイン、そしてCOVID

          <翻訳> Vault of the Void アップデート#43 欠陥品の修正とひどいフォント!

          はじめに  本記事はSteamで絶賛発売中のVault of the Voidの開発日誌を翻訳(主にDeepLを活用した)記事です。  なお、翻訳記事に関してはVotVの開発者であるJosh Bruceさんへ許可を経て作成しております。 元記事はコチラ 以下、本文  みなさん、こんにちは。今日は超速報です!(本気ではありません、自分に文字数制限を設けているのです!) - 皆さんは今日の早い段階でビルドが公開されたのを見たかもしれません。先週の最適化作業の中で、私が見落

          <翻訳> Vault of the Void アップデート#43 欠陥品の修正とひどいフォント!