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私とお寿司


食べるということ

今後、ブログを長く書いていく上で、私が大切にしたいもの。
それは食べるということ。
食べることが生きがいであり、365日食べている私。
私は小さいときから、ぽっちゃり体形
(いい響き)
まぁ、悪い響きでいえば、太っている。
しかし、ずっとデブなのに
あまり損をしていない人生だったのは、
ありがたい。
いじめられもせず、疎まれもせず、堂々と、
たらふく食べてきた人生だった。
何もなしえなかったと、前回のブログでは
書いたが、唯一いえば、
『好きなものを食べ、飲み続ける』ことには
成功した。
ありがとう、神様。

これからは、食材やメニュー、飲み物に感謝に、ブログの上で向き合っていこうではないか。
私の個人的主観に基づく、食べ物のエピソードをご紹介していきたい。
少しでも共感いただけると、うれしいです。

お寿司

私は、お寿司が好きだ。
初めて食べ物について、話すのだから、
ごちそうメニューではじめたい。
回転寿司、家で食べる出前の寿司、
家族と食べる手巻き寿司、宝石のような
ちらし寿司だって捨てがたい。
お寿司には、幸福の食べ物だ。
でも幸せなときに食べるお寿司よりも思い出深いお寿司がある。
22歳、社会人なってすぐ、
自分の働いた給料で買ったスーパーのお寿司だ。12貫で1250円が20%OFFだったお寿司。
仕事には慣れず、
自分の無力さと仕事を辞めたいモードになって、閉店間際に入ったスーパーで買ったお寿司。
人はお寿司を手に取るときは、
幸福なときだけではない。
悔しいとき、悲しいとき、自分の世界がやるせなくなったとき、世界を180度変えたいとき、
やけ食いしたいそんなときに、
20%OFFのお寿司は優しいく私に
微笑んでくれるのだ。

私は、好きなものは最後にとっておきたい。
だから最初は、イカやいなり、えびあたりからスタート。
上司への腹立たしさ、社会へのイラつきを抱え食べ始める。
こんな会社入るんじゃなかった。
あーいやだいやだ。

しめ鯖、たまご、いくら、まぐろ、サーモン、あなごを食べる。
いや、会社のせいじゃない、自分が悪いんだ、
無力だ。
自己嫌悪。反省会となる。

そしてタイを食べ、最後に大好きないくらやえんがわ。
無力な自分を変えたい。
愛していきたい。明日だけでも
もう少し頑張ろうと前向きな気持ちで
食べ終わる。
それが私の黄金ルートだ。

12貫食べ終えると、なぜだろう。
不思議と元気が出てくる。
私は社会人になり、仕事がうまくいかなかったときに発見した。
辛い時ほど、お寿司を食べよう。
閉店間際のスーパーで安くなった
お寿司を買って、家でゆっくり食べようではないか。

私の中では、ごちそうを食べた後の満腹と
悲しみは共存しない。

ただの満腹ではないのだ、
日本人98%が大好きなごちそうメニュー。
それがお寿司だ。
お寿司を食べれば、人は前向きになれる。
しかも、安くなったお寿司!お得感この上なし!

私は、それを信じて疑わないのである。
私は、私に優しいスーパーの安くなったお寿司が大好きだ。



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