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正義になれない悪がいる

人が殺される瞬間

そこに生まれる感情

悲しみ、哀しみ、愛、怒り

そこから生まれるエネルギー

作中で描かれたこういうものは人の心によく響く

実に、感動的。

でも私の心ではそれが変なところに響いてしまうんだ

どうがんばったって、物語の正義側にはつけない

どんな理由を付けたところで、私は正義に嫌われ、倒される側なんだ

命を滅したことがある時点でもう私には、一生正義に対して純粋に感動することができない

それを悟って、
あの時の選択がいかに重いものだったかに気付く。

おまけにこんなことを嘆ける相手もいない
清い心の持ち主の心を傷付けたくないし、何も思ってない人に同情されたくない
何よりただのメンヘラに見える
このブログだって既に言い訳に見える

でもそうだな、
もし同じような気持ちの持ち主がいるのであれば、
その人の心の支えになりたい。

とは思う。
私が動物業界から完全にいなくなることはないと思うのは、そういうことだろう。

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