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30歳を迎えて、過去の中学生の自分に伝えたいこと

2023年5月5日、30歳の誕生日を迎えた。

まず最初に思うのが「ついに自分も30歳か」という歳を取ったなというマイナスな感情だと思う。

しかし、よく考えてみると、30歳になったということは自分にとってはとても感慨深い。
この30歳という節目は過去の自分にとってみれば一つの大きな目標だった。

中学高校の自分は、思春期で心の状態がとても不安定だった。
環境や才能には恵まれていたと思うが、ただ普通に毎日日常を生きていくことが辛かった。
「30歳までは生きよう」と決めて、ゴール地点を定めることで、そこまでの辛抱だと思うようにしていた。

その時の自分へ、未来の30歳の私から伝えたいことを書こうと思う。

中学高校生の自分へ

毎日生きるのが辛かったと思うけど、大人になったら行動も感情もコントロールできるようになる。

大勢の人間と同じ行動をしなくていいし、人に敷かれたレールに沿って歩く必要がない。

大学生になって自由になって、好きなことをやったり苦手なことに挑戦したり、様々な人と関わって多くの事を経験している内に、自分が何を好きなのか、何が得意なのか、何が苦手なのか、だんだんとわかってくる。

大学生なったら自分と価値観の合う人が見つかるし、出会うまで探しにいけばいい。
いくらでも人がいるから、必ずどこかに自分と合う人がいるし、自分の合う居場所がある。

中高生の時は想像もしなかった、出会って良かった人と場所に私は出会うことができた。その時人生や価値観が変わったと確信している。

家族以外に大切な人に出会えるなんて想像もしなかったと思う。
自分のことを好きになってくれる人に出会えるなんて思いもしなかったと思う。
自分は人とは何かが違う、人から疎まれやすい人間だと思っていたと思う。

でも、今では人生で一番必要な人がいて、もうその人と一緒になってから10年以上経っている。
そんなに経つのに今もずっと大切だし、年数が経つにつれてどんどん大切な人になっている。
そんな人に出会える奇跡が待ってる。

今は私は得意で好きなことを仕事にしている。
最初は違う仕事をしていたけど、自分がいるべき世界じゃないから辛いんだと教えてくれる人がいた。

大人になったら行動も自分で全てコントロールできるから、いつでも方向転換することができる。
お金を貯めれば、学校に通い直すことも、海外に住むことも、やりたいことは大体何でもできる。

今は芸術やデザインという自分がいるべき世界にいることができている。

好きな人と、好きな家と、好きな仕事と、自分の好きなものを一つずつ、一つずつ見つけていって、行動していけば、自分が幸せに暮らせる世界を作ることができる。

「自分は幸せになれないタイプの人間なんだ」
「幸せは続くものではなく、一瞬のただの高揚感だ」
そう思ってたと思うけど、生きることを続けていたら、そんなことはなかったよ。

私は考えてそれに対して行動していくことができる人だから、そのままでいればちゃんと自分の世界を見つけられるから大丈夫だよ。

私も幸せになれたよ。

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