アレルギーと認知の歪み

まず最初に、今回の記事に関してはいつも以上に根拠に欠けた妄想的な仮説になりそうなので、なるほどそういう視点もあるんだなぁというような楽しみ方をしてもらえたらありがたいです。

僕は潰瘍性大腸炎という病気を患っています。
潰瘍性大腸炎は特定疾患に指定されており、まだまだ分からないことも多い病気です。
しかし研究なども進んで徐々に分かるようになってきた事も多いです。

諸説ありますが、潰瘍性大腸炎は自己免疫疾患の一種で大腸のアレルギーのようなものであると言われています。
アレルギーは本来であれば無害なものに対して免疫が過剰に反応をする事で炎症など様々な症状を引き起こすような状態を言います。
(専門家ではないのでざっくりです!笑)
花粉症によるアレルギー性鼻炎などが非常にポピュラーですね。

僕はどうもこれが心理学における認知の歪みにとっても似ているなと思ったのです。
悪意のない言葉に対して悪意を感じたり、受け取った情報に対して捻じ曲げて解釈をしてしまう状態がある事を認知が歪んでいるという言い方をします。
これってアレルギーそのものじゃないか?とふと思ったのです。

僕が潰瘍性大腸炎になる人は自責が強い人なんじゃないか?というような一見根拠の無さそうな仮説を持っているのもそれが理由です。

そしてそこからさらに僕の脳が飛躍しすぎてしまい、アレルギーの原因は認知の歪み説という極論を思いつきました。
僕がアレルギーに対していつも思うのが本当に悪いのはアレルゲンではなくて、本来無害なものに対して反応してしまう身体の状態が問題という事です。

これは認知の歪みに関しても同じ事が言えるかと思います。
悪いのは情報そのものではなく、本来であれば無害な情報に対して傷ついてしまう認知の歪んだ状態が問題であるという事です。

皆さん脳腸相関という言葉を聞いた事があるでしょうか。
言葉の通り脳と腸は繋がっているという意味ですね。
たとえば、脳が受けたストレスによって自律神経などを通じて腹痛や下痢をもたらす等があります。

逆に腸内細菌のバランスが崩れる事で脳がストレスを受けやすくなってメンタルに悪影響を及ぼすとも言えるでしょう。
うつ病の人に合併しやすい過敏性腸症候群(IBS)では腸内細菌のバランスが崩れているというような研究もあります。
また腸内細菌のバランスが崩れると免疫機能が崩れてアレルギーなどを起こしやすくなるということもよく言われていますね。

脳と腸の関係、そして腸と免疫の関係を踏まえると腸を起点に身体の不調が起きているようにも見えてくるから不思議ですね。
身体というのは不思議なもので様々な部位が相互に作用しあっているので、一つの問題に対して原因を一つに決めつける事は極めて危険ですが、関係しているという事が分かるだけでもそこにヒントはあるのかなと思います。

認知の歪みとアレルギー、どうもここには何らかの関係があるんじゃないかとそう思えて仕方ないのです。
しかしアレルギーは本人にとっても周りにとっても実感しやすいのですが、認知の歪みというのは本人や周りが気がつかない場合も多いです。
アレルギー検査に比べると脳の反応を検査するというのはなかなかハードルが高くもあります。
統計的なデータを得るのも難しそうですね。

何より相互作用が起きているものに関しては起点が何処であるかを考えるのに苦労させられます。
とはいえ、生まれた時点で自律神経壊れてて生まれた時点で免疫がおかしくて生まれた時点でアレルギーというのもレアケースとしてはあり得るにせよ、ほぼほぼないと思うんですよね。

僕の予想では幼少期における親との関係性で脳が過剰にストレスを受けて変形したり萎縮する事によって認知が歪むというのが一番最初のスタートなんじゃないかなと。
それによって自律神経の不調や腸内細菌の乱れが誘発されてアレルギーになっていくというような流れではないかなと。

医学的な検査を伴わずとも、認知の歪みとアレルギーについてはアンケートでうまく統計データが取れればある程度相関関係が証明されるような予感はしていますね。

とまあ少し直感的な仮説を垂れ流してみました。



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