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vol.2 IBDフットサル部の「IBD」とは

こんにちは、IBDフットサル部です。

今回はIBDフットサルの「IBD」に焦点を当てて、記事を書いていきます。ご理解されている方でも、読んで頂けると嬉しいです!(^^)!

「IBD」とは?

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IBD」とは「inflammatory bowel diseas」の略称で、日本語に訳すと「炎症性腸疾患(えんしょうせいちょうしっかん)」です。さらに、炎症性腸疾患は、「潰瘍性大腸炎(かいようせいだいちょうえん)」と「クローン病」に分類され、どちらも国の指定難病に登録されています。

以下の有名な方たちもIBDを患っており、近年では10代~20代の若者で多く発症し、身近な病気とも言えます。ちなみに、私は病気になるまでIBDのことは全く分かりませんでした!(^^)!

・潰瘍性大腸炎

政治家で元首相安倍さん、プロ野球オリックスの安達了一さん、人気ユーチューバ―のもこうさん(⌒,_ゝ⌒)

・クローン病

女優の山田まりやさん、芸人のお侍ちゃんさん

潰瘍性大腸炎は、日本の患者数166,060人(平成25年末時点)※、約1000人に1人の割合です。最近では、患者数も増え、軽症者の方は医療費助成の対象から外れることもあるそうです。ちなみにクローン病は36,418人(平成24年度時点)※で、潰瘍性大腸炎よりは少ないです。

※難病情報センターHP  https://www.nanbyou.or.jp/

主な症状

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主に下痢腹痛下血など症状が出ると言われています。潰瘍性大腸炎は主に大腸のみに炎症、クローン病は口から肛門までの消化管が局所的に炎症します。栄養の吸収能力が低下し、体重減少もあると言われています。進行すると、腸管の狭窄(腸管が狭くなる)、穿孔(腸管に穴があく)、瘻孔(腸管から他の臓器・組織に別の道をつくる)・・・と私も、改めて調べてるうちに、ちょっと怖くなりました(。-∀-)

厄介なのは、寛解(症状が良くなる)と再燃(症状が悪くなる)を繰り返すことだと思います。なので、定期的に血液検査や内視鏡をしなければなりません。若い時から病院通いは辛いですね(泣)

私の経験上、上記の症状は人それぞれなイメージですね(; ・`д・´)病状が発症した当初のみひどくて、一度寛解したら何年も体調が良い人や検査の結果はすべて良いのだけれども下血が止まらない人もいました。ネットの情報ばかり見ていると、悪いことにしか目がいかず、悲観的になることが多いので、あくまでネットは参考程度に。

原因

発症の原因は解明されていないと言われています。

よく耳にするのは、ストレスや遺伝、または海外の食事(主にジャンクフード)の増加などが関係してるのではないか?です。

発症後、あとを振り返れば、「無茶な生活を送っていたな・・」「体に悪い物食べ過ぎてたな・・」等と入院中後悔することもありますが、逆に理由も分からない以上、くよくよ考えても仕方ないのかなと思います(; ・`д・´)

ちなみに私は、夜勤とコン○ニ弁○の食べ過ぎが原因だと思ってます。

主な治療法

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主な内科治療法としては、薬物療法と栄養療法があります。

・薬物治療

薬は、重症度などによって異なりますが、主に免疫のはたらきを抑制するステロイド免疫抑制剤、腸の炎症を抑える5-ASA製剤があります。

・栄養療法

腸にできるだけ負荷がかからない特別な栄養剤を取ることを栄養療法と言います。エレンタールラコールと呼ばれるものがあります。ちなみに、IBDフットサル部内でもエレンタールを飲んでる方が数名います。私は、2、3年飲んでやめました。

個人的な意見

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IBDフットサル部では、発症して1年未満の方から、発症して15年以上の方も在籍しております。病歴が長い方ほど「昔はこんな薬なかったなあー」「検査が楽になった」ってよく口にされてます。患者数の増加に伴い、薬や治療方針も日々改善されていると思ってます!(^^)!

最後に

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病気の症状、治療方針につきまして、ご紹介させて頂きましたが、本ブログ記載者はIBDの専門家ではございません。国、病院、専門家ごとに治療方針の違いは少なからずあることを前提に読んで頂けると幸いです。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします!(^^)!


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