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【自己紹介】全国公立中高一貫対策の「iBASE(アイベース)」

こんにちは!
全国公立中高一貫対策の「iBASE(アイベース)」です。まずはこのページをご覧いただき、ありがとうございます。

「iBASE」は、全国にある「公立中高一貫校」の入試傾向やその対策について受検を志す皆さんのために発信し、サポートするプロジェクトです。

このページでは私たちがこの「iBASE」というプロジェクトを通して成し遂げたいこと・伝えたいことを、自己紹介を兼ねて綴っていきたいと思います!<公式ホームページ:https://edict-ibase.com/

iBASEミッション改

新しい知性(intelligence)とは何か?

■大学入試が変わる、今
学習指導要領が改訂され、大学入試制度改革が(右往左往しながらも)進んでいく今、これからの時代を作る「新しい知性」が再定義されようとしています。

知・徳・体にわたる「生きる力」を子供たちに育むため、「何のために学ぶのか」という学習の意義を共有しながら、授業の創意工夫や教科書等の教材の改善を引き出していけるよう、全ての教科等を、①知識及び技能②思考力、判断力、表現力等③学びに向かう力、人間性等の3つの柱で再整理。
(「高等学校学習指導要領の改訂のポイント」文部科学省HPより)

次年度より始まる大学共通テストにおいては、②にあたる「思考力、判断力、表現力等」を測るために記述式の導入が検討されました。見送りが発表された今もなお、その在り方については議論がなされているのは、ご承知の通りかと思います。

■中学入試:【私立】と【公立】の違い
従来、中学入試としてスタンダードであった【私立中高一貫校】の入試においては、小学校の学習指導要領を大きく超えた範囲での出題が見られ、独自の解法・テクニックに頼ったいわゆる「受験対策」が必要となりました。
たとえば算数においては「つるかめ算」「ニュートン算」等、方程式を用いない形で高度な入試問題に対応するための、独自のメソッド・ノウハウが進学塾によって開発されたのです。

小学校での授業範囲を超えた膨大な量の暗記、中学入試ならではの独特な解法の習得…。塾の教室では激しい競争社会にさらされ、圧倒的な詰め込みの中で疲弊してしまう小学生をたくさん生み出し続ける中学受験のシステムに、疑問を投げかける専門家・保護者も少なくありません。

一方で私たちが向き合う【公立中高一貫校】においては、私立のように指導要領の範囲を超えることが許されません。あくまで小学校での履修範囲内で受検者の本質的な学力を判断する検査を実現するため、その内容については試行錯誤がされてきました。

結果として今、公立中高一貫校の適性検査においては、
・受検者の表現力を見るために400字程度の作文を課したり(国語科範囲)
・仮説を実証するための実験プロセスを考案させたり(理科範囲)
極めて高度で特徴的な出題が見られています。

そんな工夫の末に出題されている公立中高一貫校の検査問題は、昨今の大学共通テストに導入が予測される出題形式の先取りになっていることが、指摘され始めています。

また、そうした検査を続けてきた全国の公立中高一貫校が、結果として大学入試においても、優れた結果を出し続けていることも、多くのメディア・媒体で取り上げられている通りです。

■公立中高一貫対策を利用して
公立中高一貫校にチャレンジをする受検生をサポートすることは、これからの時代を形作る「新しい知性(intelligence)」について学び、その育成に向けた学びを生み出していくことに他なりません。

私たちは公立中高一貫対策を通して(いわば機会を利用して)、そんな「新しい知性(intelligence)」を持った子どもたちを育んでいく場を作りたいと考えています。

子どもたちを育む基地(BASE)に

私たちがこのプロジェクトに「基地(BASE)」という言葉を用いたのには、理由があります。

■これまでの塾のカタチ
従来、中学受験に臨む小学生のほとんどは、ほぼ毎日のように進学塾に通う必要がありました。ずっと続けていた習い事を半ば強制的に辞めさせられ、放課後に友達と遊ぶ貴重な時間を塾での勉強に投資することで、憧れの中学への合格を手にする。そんなモデルが続いていました。

「iBASE」を運営する私たちもかつて、そんな塾産業のど真ん中にいました。受験が近づくにつれて生徒に発破をかけ、がむしゃらに努力をさせることが「塾として正しい姿である」と信じ、指導にあたってきました。

一方で、心のどこかにはずっと「塾通いを続ける小学生の在り方は、本当に健全な姿なのか?」という疑問が芽生えていたことも事実です。
夜遅くまで勉強し、毎日教室でお弁当。共働きのご家庭では、コンビニのお弁当が毎日の夕食になっている子どもたちも大勢見てきました。

もうそろそろ、このモデルから抜け出そう。これからの時代を生きる子どもたちにとっての、本当に必要な場所を創り出そう。

そんな私たちの想いも、その時の経験がベースになっています。

■これからの学びのカタチ
昔と比べ、ネット上で得られる情報も増えました。
SNSを通して、同じ状況下にある人たちとコミュニティを作ることも可能になりました。
大学入試を筆頭に学力の定義が変わっていく今、その学び方・塾のあり方自体もアップデートされるタイミングに来ていると、感じています。

私たちが目指しているのは、「塾2.0」とも呼ぶべき次世代の学びのあり方を研究し、実践する集団になることです。

①オンラインの活用
・映像(Youtube等)での授業配信
・note記事を利用した正しい対策方法の発信

②学びのコミュニティ化
・全国の公立中高一貫を目指す保護者同士の、情報交換の場
・公立中高一貫校に合格した先輩(在校生)との、ふれ合いの場

この2点を基軸としながら、この「iBASE」というプロジェクトを通して、全国の受検者・保護者様、そして在校生、塾講師が一体のコミュニティとなることで、新しい学びを生み出す基地(BASE)となることを目指しています。

おわりに

本日から本格スタートするこのプロジェクト。
まずはnoteとTwitterを用いた情報発信からスタートしていきたいと思います。

全国にいらっしゃる、公立中高一貫校を目指す受検者、そしてその保護者の方々。また、公立対策の有効な手立てに迷う塾関係者のみなさんに、よりよい情報と武器をお届けできるよう尽力しますので、どうぞよろしくお願いいたします!

長くなりましたが、私たちの自己紹介でした。
次の投稿もお楽しみに!

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