見出し画像

上手な練習と上手な演奏の違い

今週の土曜日(明後日か…)に自宅生配信をやろうと思います。ご都合合う方は是非遊びに来ていただければ嬉しいです。

 
適当にオカリナを吹くだけのゆるめの配信ですがどなたでも大歓迎ですので是非絡んでください。よろしくお願いします。
 
 

茨木のYouTubeチャンネルをチャンネル登録して通知オンにしておいていただければ嬉しいです。

 

 
 
 
 
 
さて、タイトルに書いた「練習が上手」であることと「演奏が上手」であることの違いについて書いてみたいと思います。
 
 
 
似ているようでちょっと意味が違う言葉ですね。
 
 
 
どう違うのかというと、例えば「演奏」は人に聞かせて人が評価する前提のものであるのに対して「練習」は人に聞かせる必要はなくて自分にとって効果的であれば良いという点です。
 
 
 
もちろん上手な練習の先には上手な演奏が待っているのですが、何故ここを分けて考えるのかと言うと、練習の段階で「上手な演奏」を目指しすぎるとうまくいかないこともあるから。
 
 
 
例えば、僕がよくレッスンでもやる練習で全体的にわざと強めに吹くとか、わざと弱めに吹く、みたいなのがあります。
 
 
この時に出てくる音はもちろんきれいな音では無いんです。でも「わざと」やっているということがポイントで、それによって最終的にちょうどいい強さで吹くというテクニックを身に付けることに成功すればこれは上手な練習をしたということになります。
 
 
 
これって100m走の選手は100mの練習ばっかりしてるわけじゃなくて、時には500mも走るし、歩くし、柔軟体操もするよねという話なのですが、音楽の場合どうしても出た音が聞こえてしまうので基本的にはきれいに吹きたいという気持ちが働いてしまうんですね。
 
その気持ち自体は大切なのですが、結果としていつも100m走の練習しかできていないっていう身体になると、どんどん固くなってしまいます。
 
 
 
なのでわざと色んな音を出してみる、弱すぎる音も強すぎる音も経験してみることでちょうど良い音に辿り着くことができます。
 
 
 
こんな感じで練習は人に聞かせるものではないのである意味とても自由です。
 
演奏だけ聞くと、上手な演奏ほどこの人は生まれた瞬間からこの演奏ができているんじゃないかくらいに感じてしまうものですが、必ず人の見ていない所でそういう練習をしているんですよね。残念ながら…
 
 
 
 
テンポを落としたゆっくり練習をいつもとても勧めていますが、これもそうですね。

 
 
でも人には誰しも時間や体力が限られているので、あらゆる練習を毎日網羅することはできません。
 
限られた時間でどんな練習をするかっていうのも練習が上手かどうかの一つになります。
テンポを落とした練習がいくらおすすめだと言っても、もうすでにできている部分をいつまでもゆっくり練習し続けるのは効率の良い練習ではないかもしれません。
 
 
 
僕自身はただでさえ練習が足りていないのに練習しなきゃいけない楽器が二つあるんですね。自分で勝手にそうなったんですけど…
 
加えて非常にめんどくさがりやです。
 
 
なのでできるだけ練習に時間を使いたくないので効率の良い練習をすることばかり考えていますが、そちらを追求していくとなんだかんだある程度時間使わなきゃどうしょうも無いな…というフェーズに入ります。
 
 
 
時間を作る努力も大切だし、限られた時間を有効に使う努力も大切ですね。
 
趣味で楽器をやっている人で、本職の方が明らかに忙しいのに朝とか夜になんとか時間を作って練習を続けている人をよく見かけますが、本当に尊敬します。もちろん楽しいからできるんでしょうけど…
 
その気持ち、その姿勢はプロ演奏家を名乗ってる自分こそ見習わないといけないなといつも思います。
 
 
 
 
 
 
 
▼トランペット&オカリナ奏者 茨木智博 詳細プロフィール
https://note.com/ibarakitomohiro/n/n5665361a9121
 
 

▼ホームページや各SNSへのリンクはこちら。フォローよろしくお願いします。
https://lit.link/ibarakitomohiro
 
 
▼YouTubeチャンネル登録者数1万人を目指して奮闘中。是非登録よろしくお願いします。
https://www.youtube.com/channel/UCphvUdEmy5F__-N0nbQlEKw?sub_confirmation=1

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?