見出し画像

Global HR NOW! vol.5〜コロナ禍が加速させたHR tech〜

なぜ書くか

変化し続ける社会・ビジネスの中で、ヒトも組織もHRもそのあり方が変わり続けています。このメルマガでは「Global HR NOW!」と題し、世界のHRの今をお届けします。

Every Inc.は「HRからパフォーマンスとワクワクを」というビジョンを掲げ、グローバルな取組みやアカデミックな文献から”グローバルスタンダードな情報”やサービスの提供を行っています。
https://every-co.com/

本日のニュース:SHRMが分析する、コロナ禍で導入が進む・進んだHR tech

世界最大の人事プロフェショナル組織、人事マネジメント協会(通称SHRM)の記事をご紹介します。

ーー

コロナ禍により、2020年は企業による新しいHRテクノロジーへの投資が抑制されましたが、経済がゆっくりと回復するにつれて、停滞していた需要、そしてコロナウイルスワクチンの広範な展開が行われる2021年には新たな投資がなされる可能性が高いです。では、その中で企業はどのようなHRテクノロジーを使用しようと考えているでしょうか。


1.リモートおよびハイブリッド作業のサポートができるテクノロジー

リモートとのハイブリッド(一部はリモート、一部はオフィス)は、今後もなくなることはないでしょう。この根本的な変化により、より多くのHRリーダーがソフトウェアとプラットフォームに投資して、リモートワーカーが社内外とコミュニケーションをとったり、バーンアウトしたりといった問題に対処しようとするはずです。


2.就業(労務)管理、ラーニングシステム

多くの組織は、クラウドベースの労働力管理システム、動的な作業スケジューリングツール、心身の健康診断ツール、または労働者がシフトを交換したり時間を提出したりできるセルフサービスアプリを探しています。HRのヘルプデスクやポータルサイトといったツールは、コロナ禍を経て、「あったらいいもの」から「重要なシステム」になりました。

採用テクノロジーもこの中に入り、2020年、採用担当者は求職者をオンライン上で調達、評価、面接、および採用できるプラットフォームに移行しました。採用の専門家は、COVID-19ワクチンが投与されるにつれてより多くの従業員が職場に戻るとしても、この傾向は2021年以降も続くと予想しています。

3.従業員のメンタルヘルスサポート

コロナ禍の影響が2021年まで従業員のメンタルヘルスに影響を与え続けるにつれて、ストレス、不安、燃え尽き症候群を緩和するのに役立つアプリ、ビデオ、ウェビナーなどのデジタルツールの形でサポートを提供する組織が増えます。

このようなツールには、単純なアクセスしやすさ・使いやすさに加え、従業員が助けを求めやすく手を差し伸べやすくするのに役立つという2つの利点があります。

ーー
これまでは使ってみたいが、投資できないというテクノロジーが多かったものの、コロナ禍になってから必須になってきたものが多くなりました。かつ、これらはコロナ禍の間にだけ使用するものではなく、これから長く続いていく可能性が高いです。


出展
・SHRM.org
・What’s Ahead for HR Technology in 2021
By Dave Zielinski January 5, 2021

書いた人

画像1

株式会社EveryーHRからパフォーマンスとワクワクを。

株式会社Everyは、2020年6月、代表の松澤がアメリカから帰国しスタートさせたアカデミック&サイエンティフィックベースなコンサルティングアプローチをとる人事コンサルティング会社です。私たちと一緒に日本のHR、社会を変えていきませんか?

(お仕事の依頼はこちらから)
https://every-co.com/#contact

頂戴したサポートでHRプロフェッショナルを目指す人々が学び続ける環境・場所・情報を作りたいと考えております。少しのサポートで活動が継続できます。大変ありがたいです。