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127/* 一目見てそれと分かる美しさ

最近いいなと感じたものを三つほど紹介。

▽象印とTENTの共同開発プロジェクト「STAN.」

▽SONYの「toio」

▽佐藤オオキデザインの「GLOO」


なんだか最近、自分が良いなーと思うものに、なんとなくの共通点があることに気付きはじめました。挙げた3つも、あらためて並べてみると、なるほどなぁ、となる。おそらくそこには様々な意味があって、僕がこれからやっていくべきは、「なぜ良いとおもったのか」「なにが良いとおもったのか」という「良い」の意味を探って言語化していくことなんだと思います。

それの皮切りとして、今回。

すごくざっくりとした視点になるけれど、「一目見てそれを分かる」ものは総じて美しいです。ビジュアルの美しさをすべて、「デザイン」という言葉で語ってしまう人が多くいますが、デザインという言葉で片付けてしまうには勿体無いモノは、この世の中にたくさんあります。今日あげた3つは、僕の中でその類のものです。

あくまで形というのは最終的に行き着いたものであって、本当に大切なのは、その形をもって、何を表現しようとしているのか、何を伝えようとしているのか、何をもたらそうとしているのか、という意味の部分にある気がします。

そういう意味でいうと、僕が言いたい「一目見てそれと分かる美しさ」というのは、形としてのモノを評価しているのではなくて、"意味の結晶としてそこに佇むモノ"に対する評価という言い方になります。翻せば、佇まいが美しいということの裏には、それ以上の意図や意味や思いがこもっているとも言えます。

憧れに似た感情ですね。僕もこんなものづくりをしたいなー、と。

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