【フランスで起業】オンラインで手続きを開始→即つまづく
こんにちは!
フランス人との国際結婚によって、現在はフランス在住のiamshishoeです。
めちゃくちゃ唐突ですが、フランスで起業することにしました。
今回の記事では、早速手こずっているその手続きについてお話します。
まず、私の状況について簡単に言うと…
フランスに入国してから1年と数か月が経過
ずっと無職
フランス語レベル:B1の個別クラスを受講中
2023年9月から行っていたビザ更新の手続きが終了→在留カード受け取り待ち
2024年6月にDELF B1を受験予定
こんな感じ。
まぁ、相変わらずの、
「羨ましいとは対極のフランス生活」
を送っているわけです。
ちなみに、「あ、起業しよ」と思ったのは昨晩。
夫の協力も得ながら色々と調べ、
「これならイケそう!」
という道が見つかったのですが、ここで問題が。
はい、いつのもVISA問題。
在留カードが手元にないからダメだとかなんだとか。
…もう、ここまでくると、
フランス生活を送ることに対して嫌気しかおきません。
それはさておき、早速、起業の手続きについてお話しますね!
「あ、micro-entrepreneurになろう!」
ひょんとしたことをきっかけに、
「起業ってどうやんの?」
と思ってリサーチ開始。
これまで起業なんて考えたこともなかったので、
「何をどうすればよいの?」
と、正真正銘の無知。
その中で分かったのは、
「起業」と言っても、会社の大きさや事業内容によって種類が異なる
起業を後押ししたいフランス政府によって、その申請が比較的簡単
副業感覚で起業ができる制度もある
ざっくりこのあたり。
「副業感覚ぅ???それ、私でもイケるのでは?」
と思った瞬間、
「ちょっと!!!話がある!!起業したい!!」
と、シャワー中の夫に大声で決意表明。
「あぁ、そうなの?いいじゃん?シャワーから出たら話を聞くわ」
と言われ、2人で具体的にどうするかを考え始めました。
その中で「これじゃん!」と思えたのが、
micro-entrepreneur!
私の勝手な印象ですが、micro-entrepreneurなら、
「起業」への難易度が最も低く、トライしやすい
コンサル・販売・デザイン・Youtuberなどの中にも利用している人が多い
出資金不要で、事業開始後の収入がゼロでもOK
こんな感じで、起業初心者向けでリスクが極限まで低い!
ということで、
「あ、これにするわ」
と夫に伝え、早速起業の手続きを進めることにしました。
SHINEで申請を開始
夫と色々調べていて分かったのは、
SHINEというウェブサイトが有益そうなこと。
簡単に言うと、SHINEは、
micro-entrepreneurの申請を代理で行ってくれる
料金は、30~35€
事業開始6か月後からは、4~5€/月の支払いで、SHINE内で収支管理や事業用の銀行口座開設などができる
こんなサイト。
個人的に書類準備・申請を使用と思うと大変なので、
夫の勧めもあり、SHINEを活用することに決めました。
SHINEでの手続き→即つまずく
SHINEのウェブサイトから早速申請を開始。
オンライン申請であるあるな、
必要項目を手入力
個人情報(VISA)を写真撮影(表裏・斜め)にて証明
セルフィ―で顔写真を撮影
こんな感じでした。
しかし、ここで「またかよっ!」という問題が。
そうです、在留カードの写真撮影が必須だったんです。
冒頭でもお話しましたが、今の私の状況は、
ビザ更新は完了(2年有効)
手元には「ビザ更新は完了、在留カード受け取り待ち」の証明書
在留カードの受け取りは4月末
ビザが降りていることは明らかで、
在留カードが手元に無いだけの状態。
そのため、
「VISA証明のために、カードの写真を撮影しろ」
というSHINEの要求に応じることが出来ず、
SHINEのウェブサイトを使っての申請は断念。
週明け、夫が問い合わせの電話を入れてくれるそうですが…どうなることやら。
というか、そもそもVISA申請に時間がかかり過ぎなんですよ。
2023年9月からずーーーっと手続きをして、
約5か月経って「ようやく地獄から出られる」と思ったら、
今度は在留カードを受け取るまでに約3か月待ち…。
このVISA問題のせいでガチで何もできない。
自分の時間・体力・気力の全てをムダにしている気しかしない。
どこまで行ってもイラッとしかしないし、そろそろ限界です。
「micro-entrepreneurなら、申請が超簡単!」にはご注意を
これは、私の超個人的な意見ですが、
「micro-entrepreneurなら手続きも簡単だし、スグなれるよ!」
という言葉には注意した方が良いと思います。
なぜなら、
フランス人だからこそ証明が不要なもの
フランス人の感覚における「速さ・簡便さ」
フランス人だからこそ分かる税金のシステム
…「日本人の我ら」にとっては十分複雑な場合が多いと思うからです。
実際に、私がSHINEでの手続きを断念した時には、
「え?何で?ビザ更新完了の証明書があるのにダメなの?」
「でも、僕の身近でお店をオープンした人は、超簡単で爆速で終わったって言ってたよ」
などと、夫が混乱。
🫥夫としても「ついに妻がやりたいことに取り組める日が来た!」と喜んでいたので、今回のこのつまづきにはショックを受けていたんですよね…。
とにかく、日本人である私の場合、
フランス人と同じように手続きを進めることは極めて困難。
1つ1つの確認に時間がかかる上、証明しなければならない事もたくさんあります。
そのため、何をするにも、
「フランス人が簡単にできるって言っていた=私もスグできる」
と言う考えは捨てて、根気よく向き合う心構えが必要に思います!
《さいごに》フランスでの起業、やれるだけやってみる!
ひとまず、トライしてみたmicro-entrepreneurの申請。
週明けの問い合わせ次第にはなりますが、
最悪の場合、約2か月待たないと申請ができなさそうです。
「思い立ったが吉日」でどんどん推し進めたいのに、
こうやってつまづくのは正直悲しいです。
まぁ、でも、計画がつぶれたわけではないので前向きに!
根気よくトライし続けようと思います!
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