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世界幸福度調査から考えたこと

私のパーパスは「一人ひとりが自分の人生の主人公となりオーナーシップを持つことで、幸福感のある、いろいろなリーダーのいる社会を作る」です。2023年の世界幸福度調査が発表されたので、「幸福」について考えてみました。


私のパーパス

私のパーパスは「一人ひとりが自分の人生の主人公となりオーナーシップを持つことで、幸福感のある、いろいろなリーダーのいる社会を作る」です。気の早い話かもしれませんが、命を閉じるとき、全てやり切った、命を燃やし尽くした、と思える人生を送ってもらいたい、と。それが幸せという感覚なのではないかと思っています。そしてそれは一人ひとりの心が主観的に決めるものです。

先進国の中で低い日本の世界幸福度

国連機関である持続可能開発ソリューションネットワーク(SDSN)が毎年発表している2023年の世界幸福度調査によると、日本は54位から47位に上がりました。でも、上がったからと言って手放しに喜べません。日本はGDPが世界第3位で、社会保障も充実、治安も良いし、教育水準も高い、失業率も相対的に低いというのに。真面目に一生懸命に学び、働く人の多いこの大好きな国に住んでいる人たちの幸福度が低い、というのをなんとかしたいと思っています。

この世界幸福度ランキングにおいて、北欧諸国は毎年上位を占めています。充実した社会保障制度、生活水準の高さ、ジェンダー平等、イノベーションなどがその理由として指摘されています。
私も住んだことのあるオーストラリアは幸福度が毎年10位代。毎年の休暇で多様な経験を積むことを楽しみにしていて、残業はあまりせずに運動や自己研鑽に時間を使っています。
いずれも、女性が出産、子育てをして、キャリアの断絶があっても、リーダーになっている女性の沢山いる国です。
あるとき、私の会社でオーストラリアで役員になった女性を招いたイベントがありました。子育て中だったので時短勤務をしていたものの、実績を上げて役員に登用されたという話を聞き、はっとしました。目指す世界のヒントが海外にあったのです。
そして、日本の男性の無償労働時間はOECD諸国で最も短く、有償労働時間は最も長い。つまり仕事の時間ぎ長く、家庭での時間はOECD諸国で最も少ないのです。海外の人生は仕事以外の人生をもっと謳歌しているようです。

作りたい世界

それでも、少しずつ人生を楽しもう、という意識は高まっていると感じています。人生100年時代、健康寿命も伸びているのですから、一人ひとりが舞台の真ん中に立っている時間も長くなります。私はこんな光景を見ていると心に響きます。

  • 最近の湘南の134号線の景色。サーフボードを担いで歩いているのは若い人たちだけではなく、まさに老若男女。(私はサーフィンができませんが!)

  • 年初のスキー場で見た景色。コロナで数年ぶりに訪れたスキー場には、様々な国の老若男女がスキーを楽しんでいました。

  • 手をつないで歩いている中高年のカップル

あなたの物語の主人公は誰ですか?

置かれた状況はいろいろあるし、人生いろいろな変化もある。自分らしい人生を歩むために、何を持っているのか、自分が何を大切にしているのか、何が必要なのか、そんなことを深く考えることで、自分の人生をより良く生きることができると思います。
私はコーチングを通じて、そしてダイバーシティー推進の仕事を通じて、それを実現していきたいと思っています。

あとがき

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幸福感を感じる人生、あなたご自身が主人公の人生に近づくためのコーチングに関心のある方は、ぜひ体験コーチングやお問い合わせをこちらのフォームからお願いします。
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