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obnizを使ってプロトタイピングに挑戦!したらコードを書くのが楽しかったお話

デジタルハリウッド大学院(DHGS)にはいくつかプロトタイピングやメディアアートの制作などでマイコンを扱うような授業があり、今年度はプロダクトプロトタイピングという菅原のびすけ先生の講義を履修しました。
授業自体の内容は盛りだくさんLINE BOTを作ったり、obnizを使ったり、それらを組み合わせたり、IFTTTというサービスを扱ったりなど様々な手段でプロトタイピングのコツだったりやり方を学んでいきます。授業の課題もとても多くて、毎回ヒーヒー言いながら取り組んでいました。

今回はその授業でどんなアウトプットができたのか、ざーっと私のツイッターを振り返りながら成長を見ていただこうと思います◎
最後には最終課題のLチカマスクをつかったダンスパフォーマンス動画もあるのでお見逃しなく!笑

初回授業 LINE BOTに挑戦

初回授業はスピードがえぐくて...全然ついていけませんでした。オンラインでの授業だったのでエラーが出たりした場合には授業のLINEで質問をしたりしながら進めていただいていたのですが、それでもなかなか必死こいてギリ理解したかも、くらいでした。笑
補講用にビデオがあるのでそれを見ながら課題に取り組むことである程度理解を深めるような流れで頑張っておりました。

初回授業ではこんなかんじでした!ほぼコピペでしたが、LINE BOTをなんとなーく理解したくらい。API連携はかなり苦戦して、「意味わかんない無理!!」となんど口走ったことか...

第2回 obnizを触り始める

授業内では各センサーの繋ぎ方などをコピペベースで習得、課題ではインプットとアウトプットを組み合わせたりして制作を行いました。

▽火災報知器みたいなやつとか

▽初回授業で習得したLINE BOTと連携させたりとか

▽室温をLINEで教えてくれたりとか

距離センサーに反応して動くサーボモーターで猫と遊んだり

インプットとアウトプットの組み合わせだけでいろんなことができるんだ!という学びを得ました。アイデア次第だなあと、最終課題への期待値が高まったのもこの回でした。

第3回 IFTTTを使ったりなどする

かなりつまずいたのがここでした。2回目にけっこうスムーズにいろいろできて調子に乗っていたんですけど...全然できなくて...苦悩が見えるツイートも一緒にご紹介します。

▽こんだけ苦労したので...できた時にはこうなりました

▽他にもIFTTTのみでできる連携に挑戦したり

▽できなすぎてブロックプログラムを使ったりしました

立ちはだかる最終課題

前述の課題に苦戦しながら、いったん最終課題を考えてこんなツイートをしたのち

私、touch designerも正直初心者以下というか、「始めました」くらいなので、

迂回ルートを探し始めます。これがよかった。

そう。音に合わせるのは甘え。ダンスは身体パフォーマンスなのだ!と心に言い聞かせ、制作を進めます。

背景にターミナルのログ表示を出そうとおもっていたので、その辺りは無理矢理解決しました。使える技術で。(後述します)

それから、マスクの見た目もかっこよくしよう!と思い

こんな感じで貼り付けてみて(結局マスクすると剥がれるので縫い付けました)

最終的にアウトプットは動画になるとおもっていたので BGMをSound Cloudで探しました。使用した音源は武山武さんのこちらの音です。(この人の音めちゃくちゃ好みだったので今後もお世話になりそうです...!)

撮影をはじめます
課題発表はビデオ会議ツールで行われるので、デモをその場でするのはリスクが高いと踏み、かっこいい動画にプロダクト(仮)を使ってパフォーマンスをするというアウトプットにしました。

撮影はほぼ1人で行いました。ロケーションは自室のデスクのみ。仕事でも使うカメラを使用して、家にある機材を使い放題してクオリティの高いデモ動画を目指しました。

先ほど書いたターミナルを利用した表現はOBSを使って、カラーキーで背景を抜いたものを重ねただけ!コードの時点でログに煽り文句を入れている(obnizのモニターにも表示されるようにしている)ので、一応 litとかFLYとかSICKとか英語のスラングが出てきます。

なんやかんやで作品ができあがりました!

Lチカマスクによるデモムービー兼ダンスパフォーマンス!

じゃじゃーーーーん

で、できました〜!よかった〜!という気持ちともっとかっこよくできたらなあ〜という気持ちが混在しています。
たとえば、かっこいいロケーションでかっこいい衣装を着て、引きの画を挟んだら映えただろうなあ〜とか、もっといろんな色だったら、もっといろんな動きだったら...などなど、まだまだステージで使えるようなレベルに達していませんが、プロトタイピングとして自分のできるすべてを出し切った気分です!

そして、のびすけ先生のまとめの言葉にシビれる!という!

自分が何をしたかったのかに立ち返ることが大切(的なことを言ってた)

私は、マスクでテンションが下がるしステージでパフォーマンスができなくて(実際に中止になったイベントに出演予定があって)、悲しくて悔しくて、ダンスがしたかったのです。だからマスクを光らせてかっこいいパフォーマンスをする!が目標でした。
Touch Designerはうまく使えなかったけど、パフォーマンス動画として、皆さんからかっこいい!と言われて、少なくとも目標は達成できたな!と思っています。

つまり大成功!優勝!

オーディエンス賞までいただけて、達成感に満ち溢れています!

さいごに

苦手意識のあったことに挑戦できたのは、授業というキッカケがあったからです。凄まじい勢いと飽きさせない話し方ののびすけ先生の授業だったからがんばれたのかも!コードを書いてモノが動くという体験は超楽しい!ものだったし、毎回動くたびにやった〜!と喜べるのもすごくよかったです。プロトタイピング自体は今後もやっていきたいし、デジタルアートとしてobnizを使ったモノ作りは続けていきたいなと思っています◎

大学院の2Qも楽しかったなあ〜!
勉強し放題!たのしい!ありがたい!てえてえ!
これからも頑張っていきます!

サポートいただいた際には全額作品制作に使わせていただきます。