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―美術家(東京都在住) 事実に虚構を重ねる合わせ無自覚に見過ごしていた現実を顕在化させ…

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―美術家(東京都在住) 事実に虚構を重ねる合わせ無自覚に見過ごしていた現実を顕在化させることをテーマに制作しています。 【主な活動】「GENZAI―Here&Now」「アートの射程―ソーシャルディスタンス」展を企画、2121「時には仏具のように」(照恩寺/小平市/)展に参加予定。

マガジン

  • 『猫展ー猫は歌うアートの鳴き声で 』

最近の記事

災害ボランティア活動の展示

新年を家族と過ごしていた時に大きな揺れを感じました。テレビに映し出された石川県の状況はとても無残でした。そこから3ヶ月が過ぎたある日、災害ボランティアで現地へ向かう車に乗車する機会を与えて貰いました。しかし、個人的な理由で行かなくなってしまいましたが、展示を監修するお手伝いする事が出来ました。撮影済みSDカードをお預かりして写真のセレクト、Raw現像、出力、裏打ちをアトリエで行いました。展示会場は府中市市民活動センタープラッツ内にある飲食店のパーティションですので、事前の会場

    • あなたのアートを誰に見せますか?WHO WILL YOU SHOW YOUR ART TO

      振り返って『あなたのアートを誰に見せますか?』は今年観た展示の中で印象深いものでした。個展は作家の底力を知らされる事が多いです。グループ展は企画者の意図と作家と作品との連動を感じる瞬間がとても嬉しいです。だからこそ、展覧会タイトル、挨拶や主旨文を読み込むのが一層面白く思うのだと思います。 青山 悟|Satoru Aoyama <Everyday Art Market> アンドレア・バウアーズ & スザンヌ・レイシー|Andrea Bowers & Suzanne Lacy

      • 秋の新人作家展2023

        毎年、この時期になると楽しみな展覧会がふたつあります。ひとつ目は東京都現代美術館の「MOTアニュアル」です。もうひとつも東京都内ですが東京都写真美術館の「日本の新進作家」展です。どちらも日本の未来のアートと写真について教えてくれます。 いつもの通り、個人的な展示の予習/復習の為にここに書き残しておきます。観賞後にどんな感想を持って帰ってくるのか、楽しみです。 参加作家・作品 荒井美波|後藤映則|(euglena)|Unexistence Gallery(原田郁/平田尚也

        • アート界のサイエンスと技法

          僕はいま東京都国立市にある宇フォーラムにて開催されている『半自然〜Semi Natural』展に参加している。偶然にも『フォトヴォーグ・フェスティバル2023』での関連企画として『Beginnings』展が私の目に留まった。この2つの展覧会のコンセプトに共通する点があるのがおもしろい。 作家 Elena Aya Bundurakis https://freethecelery.com Mark Dorf https://mdorf.com Daniele Marzorat

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        • 『猫展ー猫は歌うアートの鳴き声で 』
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          ヴィジュアルアートの独修

          VSCO チャンネル登録者数 4.86万人‧179本の動画 さかのぼること5年以上前にちょっとテストしていた時期がある。この製品はデジタルカメラで撮影された静止画にVSCO社製のフィルターを掛けると、コダック社のポートラ風な仕上がりにしてくれるという機能をもっていた。 独修者にとって上記の179本の動画を教材として使えばヴィジュアルアートを実践的に学ぶことが出来る。僕も自習教材として使っていきます。 概要VSCO is the trusted photo & video

          ヴィジュアルアートの独修

          PhotoVogue

          PhotoVogue presents the eight edition of the fashion photography festival. Between November 16 and 19, 2023, exhibitions and talks will be held at BASE Milano, with satellite events taking place in Milan's best galleries. (オリジナル文章) 2023年11

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          B'z体験ー味の素スタジアムでの「音漏れ」に初挑戦。内側でどんな事が行われているのか想像出来なかったのが、スタジアムを取り囲むファンの動静を見られたことで満足です。

          B'z体験ー味の素スタジアムでの「音漏れ」に初挑戦。内側でどんな事が行われているのか想像出来なかったのが、スタジアムを取り囲むファンの動静を見られたことで満足です。

          コーヒートークライブを終えて

          『コーヒー トークライブ 飯島里沙×チョング・チャンドラ』(司会:得居泰司) 日時:2022年11月20日(日) 開演13:00〜15:00 会場:2階の部屋(珈琲焙煎舎内2階) 主催:Period、協力:珈琲焙煎舎 トークライブプログラム1 講演:「インドネシアコーヒー農園生産〜輸出入・販売まで」 講演者:チョング・チャンドラ 司会:得居泰司 トークライブプログラム2 トークセッション:『それぞれのコーヒー飯島里沙×チョング・チャンドラ』 登壇者:飯島里沙、チョング

          コーヒートークライブを終えて

          エキジビション・ブレンド

          この記事を読まれている皆さんも、多くの方が「焙煎珈琲焙煎舎」を既にご存知の方たちのではないかと思います。 2階の部屋(オルタナティブスペース)で開催さた展示はこれまでに 6回あります。珈琲焙煎舎(店主 : 飯島里沙) が2階の部屋での美術展示よりインスピレーションを得て会期中にコラボレーション・ブレンドを開発提供しています。このたび「11thアニバーサリー・ブレンド珈琲」が期間限定で発売されます。今回は、過去に発売された珈琲焙煎舎x2階の部屋コラボレーション「エキジビショ

          エキジビション・ブレンド

          あいさつ 乱反射展

          当アートプロジェクトは様々なアーティストの知恵を集結させ、やがて訪れるニューノーマル社会の中でも実現可能なアートの社会的価値への議論を深め、市民とアートをつなげるものです。昨年私はコロナウィルスの感染が広がったことで社会とアートとが離ればなれとなった時期に《アートの射程・ソーシャルディスタンス》展を開催し、安全・安心にアートを市民に届ける方法を探りました。 我々は元々小さなウイルスが信じられないスピードで世界を覆い尽くすことを目の当たりにする恐怖の体験をしました。これはインタ

          あいさつ 乱反射展

          「時には仏具のように」展

          展示のご案内です。 今週の金曜日より始まっております。 ご都合よろしければ、ぜひご覧ください。 展示名:『ときには仏具のように』 作家名:鈴木 興、村井 旬、Adams Verl 会場:照恩寺 住所:東京都小平市美園町3-23-20(西武新宿線「小平駅」徒歩7分) 期間:7/9(金)~7/25(日) 毎週火曜日、水曜日はお休み 時間:12:00ー18:00 *7/24(土)は行事のため、一部の作品がご覧になれません。ご了承下さい。 展示案内文:絵画や写真の展示形態を問う作

          「時には仏具のように」展

          https://ocw.u-tokyo.ac.jp UTokyo OCWは、東京大学の講義資料を無償で公開するWebサイト

          https://ocw.u-tokyo.ac.jp UTokyo OCWは、東京大学の講義資料を無償で公開するWebサイト

          ロランス・デカール

          私が最近読んだ中で一番勇気づけられたメッセージは ロランス・デカール(オルセー美術館館長)によるものでした。ルーブル美術館の館長へ就任が発表された時に発表されました。 以下に2021/05/28 BS1 【キャッチ!世界のトップニュース】からの引用を載せておきます。 発言の内容がクリエイティブだったことと、デカールさんの言葉が前任者やこれから一緒に働く人たちに強いリーダーシップが明示されていました。通常、世界トップクラスの集客数を誇る美術館という場所では、これまでの活動

          ロランス・デカール

          『estate』 作家:山脇紘資|鈴木秀尚|奥天昌樹|Kentaro Takahashi|山﨑萌子 会期:2021年3月20日ー4月24日 会場:ZEIT-FOTO kunitachi こちらの会場は今回で二度目。平日にも関わらず、大勢の来場者で賑わって、見応えありました。

          『estate』 作家:山脇紘資|鈴木秀尚|奥天昌樹|Kentaro Takahashi|山﨑萌子 会期:2021年3月20日ー4月24日 会場:ZEIT-FOTO kunitachi こちらの会場は今回で二度目。平日にも関わらず、大勢の来場者で賑わって、見応えありました。

          メモが出てきた(備忘録)アメリカ型。まず大胆な仮説を立て、積極的に失敗する;なぜ失敗をしたのかを検証していく。日本型。データ収集。それを土台に仮説を立てて可能であれば、それを証明する。

          メモが出てきた(備忘録)アメリカ型。まず大胆な仮説を立て、積極的に失敗する;なぜ失敗をしたのかを検証していく。日本型。データ収集。それを土台に仮説を立てて可能であれば、それを証明する。

          作る人は完璧な一品を仕上げることにいつも全力。一方で集めて整理して最後に美しくまとめて、必要とされている所に向けて情報発信を届けている人が居る。僕の周りには作る人が多そうだ。

          作る人は完璧な一品を仕上げることにいつも全力。一方で集めて整理して最後に美しくまとめて、必要とされている所に向けて情報発信を届けている人が居る。僕の周りには作る人が多そうだ。