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コーヒートークライブを終えて

『コーヒー トークライブ 飯島里沙×チョング・チャンドラ』(司会:得居泰司)

日時:2022年11月20日(日) 開演13:00〜15:00

会場:2階の部屋(珈琲焙煎舎内2階)
主催:Period、協力:珈琲焙煎舎

トークライブプログラム1
講演:「インドネシアコーヒー農園生産〜輸出入・販売まで」
講演者:チョング・チャンドラ
司会:得居泰司

トークライブプログラム2
トークセッション:『それぞれのコーヒー飯島里沙×チョング・チャンドラ』
登壇者:飯島里沙、チョング・チャンドラ
司会:得居泰司

飯島里沙(珈琲焙煎舎/焙煎士/東京都出身)
開店より11年間、手作業にこだわっている。生豆が届いたら、状態のいい生豆を見極め傷んだ豆をより分る作業から始まる。小ぶりな手網の持ち手から伝わる感触と、目と鼻でお豆が焼けていく煙の香りと弾ける音の変化を見定めながら、浅煎りから深入りまでの焙煎を行っている。オリジナルのコーヒーフレーバーを追求し続けている独創的な珈琲豆焙煎で注目される焙煎士


チョング・チャンドラ(コーヒー豆インポーター、生産者/インドネシア出身)
インドネシアで生まれ育った氏が初めて日本で飲んだマンデリンの味に衝撃を受けた事をきっかけに、インドネシアの自家農園コーヒー豆を輸入販売を行っている。埠頭へ出向き食物検査に立ち合い全ての手続きを責任を持って自社で行う働き者。

得居泰司(司会/フリーアナウンサー/東京都出身)
1958年東京生まれ。上智大学比較文化学科、同大法学部両学部卒業。外資系銀行、JICA通訳、税務大学校英語講師等。2021年~コミュニティFMTOKYO854くるめラのパーソナリティ、J:COMキャスター、フリーアナウンサー、防災士。



僕の飲んでいるこの一杯のコーヒーは何処からやって来るのか?



事の始まりは、僕のこの単純な疑問の答えを差し出して貰った事で今回のイベントを開催する事が出来ました。

学生時代にカフェでカップに注がれた一杯のコーヒーはいつも通りの飲み物。見慣れた景色と期待通りのおいしさ。

そのうちに、お店で飲むよりもよりもう少し知りたくなってミルを手に入れて自分で淹れるようになった。更に緑色のコーヒー生豆を火の上で炒って、自分の焙煎によって味の変化が分かるようになっていった。コーヒーを観察しているうちに中にある微細な差異を発見することが面白くなっていった。

今回の11周年記念イベントでは、このトークライブ以外にも『写真で振り返り-プレイバック珈琲焙煎舎ヒストリー』。同時開催『秋に咲く―器と写真  Bloom in Autumn』も開催した。


秋に咲く―器と写真  Bloom in Autumn

今回の会場は自家焙煎店の2階でもあるし、珈琲焙煎舎の11周年イベントなのでコーヒーをテーマとした企画を開催すると心に決めていました。

思い起こせばコーヒーと出会った頃の自分はまるで海のど真ん中でした。そこから河口を見つけ、そこから川を遡り水が湧き出てきている原点であるコーヒー農園。今回生産者を紹介してくれた人と出会えて、イベントとして珈琲焙煎舎の2階をお借りして参加者に紹介する事が出来たのは、自分にとってもひとつの到達点でした。

一杯のコーヒーから思い浮かんだ事が、ここまで自分を動かすとは思っても見ませんでした。コーヒーと過ごす時間が楽しいから続けてこられました。

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