ロランス・デカール
私が最近読んだ中で一番勇気づけられたメッセージは
ロランス・デカール(オルセー美術館館長)によるものでした。ルーブル美術館の館長へ就任が発表された時に発表されました。
以下に2021/05/28 BS1 【キャッチ!世界のトップニュース】からの引用を載せておきます。
発言の内容がクリエイティブだったことと、デカールさんの言葉が前任者やこれから一緒に働く人たちに強いリーダーシップが明示されていました。通常、世界トップクラスの集客数を誇る美術館という場所では、これまでの活動を引き継いで、継続していく事を期待されてます。しかし、新館長としての自分らしさを発揮するために、よりアグレッシブなテーマを掲げ、美術館の運営を進めていくそうです。展示の企画を考える時に、現代社会のより深部に迫るテーマを掲げることは、社会とアートを強く繋げることになります。現代社会の勢いを利用しながら、川上に向いて大きな声で発言をする事のように受け取れて、今後の動きに期待してしまいます。
ルーブル美術館の館長職に任命されたばかりの時に、前任者の成果に敬意を払い、自分の挑戦も言葉にして大勢の人達に伝えられる能力があるというのは本当に羨ましいです。
今もまだコロナウィルスによって窮地に立たされている人達が大勢います。メッセージを発信するとには普段の何倍もの勇気がいる。
フランス・マクロン大統領はルーブル美術館の次の館長にいま、オルセー美術館館長を務めているロランスデカールを任命した。18世紀末に開館したルーブル美術館の館長に女性が就くのは初めて。世界で最も入館者が多いフランスのルーブル美術館は2世紀の歴史で初めて女性の館長を迎える。略奪された作品の回復や多くの人を呼び込む展覧会を開くことに挑戦していく。美術史が専門の54歳。豊かな経験がありこれまでフランスでも重要なオルセー美術館を率いてきたロランスデカール。デカールは美術館は観光や芸術鑑賞に特化した孤立した場所ではなく社会的な議論を生む生き生きとした場所であるべきだという。
2021/05/28 BS1 【キャッチ!世界のトップニュース】
<スペイン・TVE>ルーブル美術館に初の女性館長
記事下の「サポート」の案内エリアの説明文を追加できます。説明文の追加後は文章の横にプロフィール画像が表示されます。(140文字以内)