見出し画像

「わたし」に苦しむ私たち…

みなさんは、この自分を「わたし」であると
ずっと思い込んで生きていると思います

しかし
真実は、違います

私という存在はそもそも実在していません

わたしたちの祖先は、
自我がなく本能的な反応で生存していました

なので身体的能力も低く、脆弱であったため短命だったのです。
それから進化のプロセスを経て、
脳が発達して、
ついに「私」という概念(機能)を生みだしました。

「人類」が誕生した瞬間ですね

「私」は、
脳が自己防衛のために創り出したメカニズムです

身体自身が「この体は“私”である」と思い込むことによって、
独自の社会と文明を形成し、生き延びてきたというわけです

今まで自分だと思っていたものは、
本当は実在しない

本当の自分というのは
非物質世界
宇宙のすべてなんですね

わたしという制限ある世界は幻想であり
不足の世界

本来の自分の非物質世界は
常に充足なのです

全てがこの瞬間
完璧な状態なのです

これをベースで生きることができると
物質世界に翻弄されず
俯瞰してみることができるようになり
人生穏やかになっていきます

物質世界は二元なので
表と裏が必ずセットです

嬉しいことがあれば悲しいことがある
まさにアトラクションのような世界

思考の中でつくられた
ストーリーをみて
一喜一憂する

ジェットコースターのように
上がったり下がったり
これが人生だったら
ものすごく疲れますよね

実際
私たちは
自分の存在を信じている限り
ジェットコースターのような
人生なのです

思考というのは
本当に厄介なもので
人間の脳は
ほとんどがネガティブ思考

幸せなことを考えて
ふわふわしているのもつかの間
その後に
ネガティブ思考にあっけなく
乗っ取られてしまうことありませんか?

どんなにいまここにいようとしても
楽しいことを考えようとしても
勝手に湧いてくるネガティブ思考

結局
私の存在こそありませんが
全ては自動であって
コントロール不可能なのです

自分でなんとかやろうとすればするほど
抵抗になるので
どんどん物事がこんがらがってきます

そんな時は
本当の自分を思い出し
今ここは全てはあるがままで完璧なんだ

思考が勝手に作ったストーリーに
右往左往していただけだったんだ
と思考から離れること

目の前の現れは
泡のように現れては消える実体のないもの

嫌な出来事であっても
それは「ただの泡」

抵抗しないで
ジャッジしないで
そう在ることを受け入れていけば
全てはスムーズに動き出すのです

そんな宇宙視点でいると
現実という幻想が
ぼやけてみえるようになります

現実に飲まれなくなってきます

逆に
今ここにいてリラックスしている立ち位置で
現実を俯瞰できるようになります

そうしているだけで
ただただ満たされて幸せ~

今に寛いでいると
ジェットコースターから降りた時のような
安心感を味わえます

人間が感じる幸福感は、
「興奮」や「快楽」です

反対側には、「不安」や「不快」があり、
常に隣り合わせの関係です

でも、
本当のやすらぎとは、裏返ることがありません

それは、状況や状態に影響を受けることがない
「絶対的な幸福感」だからです♡











この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?