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大学4年間を最高に楽しむ10のコト ④〜⑥

前回の記事の続き。

④アルバイトは職場体験


私はそう思ってアルバイトをしている。

以前までは「長期間働いていること」が
アルバイトをする上で大切にしていた価値だった。

けれど、大学3年時から、
「色々な職業を経験出来るのは今だけ」と
思うようになり、
やりたいことは全部やってみることにした。

家庭教師、野球場での売り子、美容部員、アパレル、
興味を持てば、ひょいと飛び込んでみて、
自分の性に合うか否かを探っていた。

されどアルバイトだから、全部に全力だったし、
たかがアルバイトだから、合わなければ直ぐに辞めた。

飽き性な性格も顕著に出ているだろう。

私が色々なアルバイトを経験して感じたことは
「接客」がとてつもなく好きであることだ。

たった1日の中で数秒、数分だけの接客でも、
もしもお客様が「今の店員の笑顔、良かったな」
と思ってくれて、
いい日を過ごすことが出来たなら、
それがすごく嬉しい。

最近は接客をするたびに、
「今、楽しい!」と無双している。

私が客として飲食店に行く時、
店員さんの愛情や愛想が
「次もまたここに来よう」と思わせてくれる。

リピートするお店は少ないが、
確かにいくつかある。

私もそう思ってもらえるような接客がしたい。

逆に、合わなかったアルバイトは
人間関係や通勤距離の問題ではなく、

「教えることが苦手だった」
「退屈な時間が向いていない」
というような、
今のうちに知っておいて良かった、
と思うようなことばかり。

中学生の頃、
地元の幼稚園に職場体験に行ったが、
教育者はやはり向いていないと、
強く思った。

社会に飛び込んでしまえば、
抜けるリスクも多く伴う。

学生におけるアルバイトは
その意味では「全てが職場体験」ではないだろうか。

やってみたいこと、全て今のうちに。

⑤モノより体験にお金をかける


不要な飲み会、化粧品、ネットで購入する当たり外れのある衣服には極力お金をかけないようにしている。

生産性のない飲み会は行く前から分かっている。

化粧品で顔を整えるより、
私はスキンケアで肌を整える方が好きだ。
もちろん、最低限は使用するが、
投資度は低い。

衣服を購入する際、
ネットショッピングは滅多にしない。
実店舗で購入することによる「体験」も含めて、私はお金をかけたいからだ。

惜しみなくお金をかけることは
「その時にしか出来ない体験」だ。

旅行にお金を使うようになったのは、2024年になってからだ。

毎月どこかの県に足を運ぶのが、
小さな目標であり、モチベーションである。
この4ヶ月間には、青森、新潟、大阪、京都に行き
5月にはまた新潟に日帰りでカレー屋さんに行く。
7月には初めての徳島と広島にいく。

旅行に行くと、
「明日からまた現実に戻ってしまう」という
最終日が近づくにつれて、
少しの悲しさや虚無感が伴う。

しかし、今月行った大阪・京都旅で、

「旅で得た知見を、
人生のエッセンスとして取り入れる」

というモチベーションで過ごすことが出来たなら、

もっと旅が楽しくなって、
もっと明日を迎えることが楽しくなる。

そんな気がした。

だから、心と人生の補給に旅に出ることにした。

旅でなくても、
「この人と食べるご飯が好きだから食べに行く」
「この人に喜んでもらいたいから贈り物を買う」
「今、私は私を労いたい」
そんな感情があれば、とことん使ってもいいと思う。

意味のある買い物は全てが思い出になるから。

⑥あらゆる学問に触れる、学び続ける


本業は「学生」であることを忘れない。
そう強く思ったのは、
アルバイトで疲弊して、やるべき課題やタスクがスムーズに進まなくなった時だ。

将来のことをふと考えると、
この先働くことが本業になり、
社会に生きる人となる。

そう思うと、
学生は、学ぶことが本業。
なんて幸せなお仕事なのだろう。
どうか、ずっと学ぶから、ずっと学生でいさせてください。
なんてことを時々願ってしまう。

今のうちに、学べることは学んでおきたい。
今が人生で一番学ぶ時間があるから。

興味のある分野はほとんど触れてきた。
一番手っ取り早い学習は「資格を取ること」だと思う。
受験料を払い、参考書を買えば、
決して無駄にしないように、学ぶことが出来る。
自分自身で半強制的に勉強をさせる。

私は大学1年生の時に易しい級だが、
手話検定を取得した。

それは飲食のアルバイト先に耳の聞こえない聾者のお客様がいらっしゃったとき、
簡単な手話でさえ、何も伝えることが出来なかった自分が悔しい、という経験がきっかけだ。

次いつ耳の不自由なお客様が来るか分からないけれど、
「もしも」に備えて様々な手話を学んだ。

それから3年、
今日、聾者のお客様がお店にいらっしゃった。
あの日以来私は手話を使って接客をすることがなかった。
今日簡単な手話を使ってお客様と話せた時、
3年前の自分が誇らしく思えた。

小さなきっかけが、未来の自分を創り出す、
かもしれない。

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