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大学4年間を最高に楽しむ10のコト①〜③

Instagramでnoteのお題を募集したものに答えていく。
一つ目のお題は「新入生に向けて、大学4年間を最高に楽しむための10の事」。

気づけばもう学生生活最後の年になった。
中学や高校の時の私は、早く大人になって、社会に出たいと思っていたのに、
今となれば、学生という時間が永遠に続けばいいのに、と思っている自分がいる。

時間は有限であることも、あっという間に学生という時間が終わってしまうことも、
もっと、ずっと前から分かっていたことである。
分かっていたから、私は今の大学生活を精力的に過ごすことが出来ているのだと思う。

誰かの役に立ちますように。
私が私を好きになれた、「大学4年間を最高に楽しむ10のコト」。

前提として、
私は私が大切にしていることや自分自身の価値観に沿って生きている。

私が誰かの意見を100%取り入れることが出来ないように、
誰も私の意見を正しいと信じることも難しいだろう。

「こういう考えもあるんだな」程度で、どうぞお手柔らかに。

①楽な授業より、自分にとって意義のある授業を取る

よくSNSでは、「楽単教えてください!」というような
単位を取るのに簡単な授業を友人や先輩に聞く風習が春になると訪れる。

卒業をするために最低数の単位はもちろん必要だが、
高校生の時、必死に勉強をして受験をしてようやく入学できた今の大学で、
「あの頃の私も、楽な授業を取りたくて今の大学に入ったのか?」と思うことがある。

そうではない。学びたいものがあって、なりたい自分がいて、
それを叶えるために大学に進学をしたのだった。

「初心を忘れない」ということがいかに大切かを思い知らされる。

この大学で本当に自分が興味あるものは何なのか、
自分に問いかけることで、答えは容易に出てくるだろう。

たとえ出てこない場合でも、
自分に意味のある授業を取ることを勧めたい。

もちろん、どの授業にも学ぶ価値があり、学ぶ意味は存在するが、
その授業を選択した理由が、
「簡単に単位が取れるから」という基準に沿ったものになっていないか、
もう一度自分に問い直してみて欲しい。

私が昨年履修した哲学の授業は「考えること」を教えてくれた。
決して一つではない答えを、ましてや答えのない問いを
どこまでも追求し、深堀りした。

夜になれば、自宅で授業で使用したレジュメとメモを見直し、
新しくノートに纏め直し、
各テーマに対する、自分なりの答えを導き出すことをしていた。

自分のごちゃごちゃになった煩雑な脳内の解像度を上げ、

どこまで分かっていて、
どこからが分からないのか、

それらを理解することで、授業で何を学んできたかをようやく理解する。
「今日何を学んだか」を自分の言葉で纏めるだけでもいい。

大学生という儚く限られた時間で
学ぶ者、学ばない者、その価値の差は大きい。
私は前者でいたい。

②本を読む

私が本を読み始めたのは高校一年生の冬。

転校がきっかけで、2ヶ月ほどどこにも属していない期間があった。
SNSを開けば、輝かしく見える元同級生や地元の知り合いの投稿ばかりが流れてきて、落ち込むことが多かった。

そんな時に現実から逃げる手段として、本を選んだ。
地元の本屋へ行って、気になる本を次々と読み始めた。
当時時間を持て余していた私にとって、何時間でも没頭できる読書は
絶対に裏切ることのない「友達」であった。

それから、生粋の読書家とは言えないけれど、
小説、自己啓発書、ビジネス書、エッセイ・詩、手記、
様々なジャンルに触れてきた。

次のページをめくりたくなる感覚が堪らなく楽しくて、
その感覚を楽しめている自分のことも、
新しい自分に出会えた気がして好きだった。

本を読むことは、思考や選択肢の幅を大きく広げてくれる。
読めば、読むほどに。

「時間がない」のほとんどは言い訳であって、
怠惰に見るSNS時間、電車やバスに乗っている時間、
授業の休み時間、入浴中や寝る前でも、
与えられた平等の時間の中で、最大限に使えている人だって、ちゃんといる。

読まないで損することはあるが、
読んで損することは何一つない。

読書が出来る人に対する憧れがあったから、
私は趣味を読書にしている。
自分が好きな自分でいられる一つの理由になれるから。

理想を理想のままにするのではなく、
その理想は自分自身で掴み取る。

夢も希望も、向こうからはやってこない。

③コミュニティに属する、立ち上げる

私は学生団体を立ち上げ、代表として所属している。
いわゆる「良い仲間」を築き上げるために、
飲みにいくことや、
他大学と共同で行う「インカレ」という形は取っていない。

そのおかげか、
私は私が思う「良い友人」をそのコミュニティで得ることが出来た。

それが私の性にあったやり方で、
ありがたいほど好きなようにやらせてもらえている。

私は大学一年生時に、
卒業するときに「この大学生活で得たこと」の回答として
「アルバイトしかしてない」と嘆くような終わり方は
絶対に迎えたくないと決めていた。

もちろん、アルバイトで得られる知見や経験は多くある。
しかし、大学を卒業すれば、働くことを否応なく求められる。

「今しか出来ないことを今やる」という選択は、
この上ない価値あるものであると思う。

その手段の一つが「コミュニティに属する」。

社会に出れば、職場以外でのコミュニティや習い事をするには
大学生よりも限られた時間で、その上大学生よりも費用がかかるだろう。
それに対して学生団体やサークルというものは、
活動費用がかからないものも多くある。

大学以外にも、多くの社会人が支援する団体は多くある。
そこに属さない限り出会えない大人や仲間は、
自分自身の経験値を飛躍的に伸ばしてくれる。

人によって、そのコミュニティに求めるものは異なるだろう。
交友関係の構築、スキルの上達、新しい挑戦、様々である。

嫌になれば辞めて良い。
気軽に、ひょいと飛び込んでみる。

飛び込みたいところが見つからなければ、
コミュニティを作ればいい。

気軽にね。

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