鬱家系との戦い 1
「死んだから病気が治って良かったね」
「治ってはいないよ。この病気は父ちゃんの頭の中でいつまたおこる起きるか分からないび病気なわだから」
27年前、自殺をした父との最後の会話。夢の中で。きっと夢の中では無かったんだと思う。
27年が経ち、再発をした。
私と兄の頭の中で。
何年も疎遠だった私と兄は、それぞれの人生の中で何度も「再発」を経験してきたのだけど、必死で食い止めてきた。
でも、私と兄の才能が重なったと同時に強烈に鬱が「再発」したようだ。
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