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中小企業経営支援原論

①どんな本か
 中小企業に対する財務コンサルタントとしての関わり方や、コンサルティングを行う上での重要なポイントを解説した本。

②なぜこの本を読んだか
 信用金庫が発行するフリーペーパーに紹介されていて気になったから。

③どんな方にオススメか
・財務コンサルタントとして中小企業支援を行っていきたい方
・金融機関の目線を知りたい方
・財務の基礎知識があり実践的な知識が欲しい方

④感想
 これまで財務に関する本を複数冊購入して読みましたが、流動比率や自己資本比率などの経営指標解説に重点が置かれた本が多いと感じていました。本書は基礎的な指標の解説はなく、「格付け」や「経営者保証解除」などかなり実務に即しています。全17章あり各章がコンパクトにまとめられていて読みやすいです。
 私は元々地方銀行にて融資を担当していましたが、本格的に法人融資担当となる前に退職しています。そのため私のように銀行実務や銀行目線を学び直したい方、銀行の勤務経験がなく銀行目線を学びたい方にとっては良書と感じました。

⑤本書を参考に今後行うこと
・債務償還年数について詳しくなる
・経営者保証解除について詳しくなる

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