見出し画像

元銀行支店長弁護士が教える 融資業務の法律知識

①どんな本か
 銀行融資における法律知識について詳細な事例を用いて解説した本

②なぜこの本を読んだか
・融資業務に関する法律に詳しくなりたいと考えたから
・支店長から弁護士になったというキャリアに惹かれたから

③どんな方にオススメか
・金融機関に勤めている方
・融資担当もしくは融資担当志望の方

④感想
 詳細な事例を用いていたため各事例の状況がイメージしやすかったです。事例は一般の方でも起きうる事例(住宅ローンや相続など)から、事業者だからこそ起きうる事例(経営者保証など)まで幅広く取り扱われています。コンサル業の方にとっても有益な情報ではありますが、本書の内容を隅々まで詳しく知っておく必要はないと感じました。
 私が銀行で融資担当となった頃は社内手続書の勉強で精一杯でこのような本は読んでいませんでした。保証人と連帯保証人の違いを理解しておらず社長から怒られたこともあります。そのため金融機関で融資担当の方(特に経験の浅い方)が読むことで、融資にはどのようなリスクがありどのような法律が絡んでいるのか、背景知識について理解が進むと思います。

⑤本書を参考に今後行うこと
・相談を受けうる事例については適宜部分的に復習をする

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?