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魔法のような方法は(きっと)ない

即効果が出る!と言われるとついつい飛びついてしまうこと。これは誰にでも経験があるもの。

夏が近づくと増える「ダイエット」関連の告知。本当にそんなに簡単か?と思いつつも、朝食をドリンクに置き換えるだけ・・とか、いつものコーヒーをこれに替えるだけ・・という「だけ」表現を見てしまうと、もしかしたら今回はいけるかも?と思ってしまいます。

ラクしてできるなら、その方がいい。誰でもそう思います。ダイエットだけでなく、仕事でも同じこと。私もなるべくなら早く成果を手にしたい!と思い、フリーランスで活動し始める時に投資は多少必要よねと考え、数十万円の起業セミナーに参加してみたこともありました。

そういうところでは、まずマインドと整えて、今の自分で売れそうな商品を作って、キャッチコピー決めて、毎日情報発信して、できるだけたくさんの人と「友達」としてつながって・・・と、とにかく行動をたくさんしよう!的な感じでした。

その中で私は徐々に違和感を感じるようになりました。

その違和感は、自分が誰にどんなことを届けたいか?よりも、こういうターゲットでこういう内容の方が「早く」うまくいくよ。というアドバイスが 中心になっていることでした。

「早く稼げる」。それは「短期間でラクにダイエットできる」と同じくらい、いやそれ以上に魅惑的な響きに聞こえます。

もちろん、それを心底望んている人には効果的なのだと思います。

でも、当時の私は自分のやろうと考えていることの方向性を大きく変えてまで、ラクを選ぶべきなのだろうか?と迷ってしまったのです。

迷いが生じてから、キャッチコピーもうまく定まらないし、セミナーに参加してもどこか上の空・・。でも周囲でもちろん成果を出す人もいました。そして彼らと自分を比べてみると、やはり目指している姿が違うんだな~とつくづく思うようになりました。


あれから少し期間が経ち、当時同じセミナーに通っていた人達の最近の様子を見てみると、早くに成果を出した人がその勢いを保てている人も、セミナー当時はすごかったけど、最近ではあまり・・という人もいるし、コンセプトを一から見直している人もいます。

やはり、準備と成果は比例するのだなとつくづく思いました。

そのセミナーに来る前から準備を積み重ねてきた人には、それだけの成果があり、短期間で急いで作った人にはそれなりの成果を受け取る。

どんなことにも魔法のような方法はなく、地道な積み重ねが結果に表れるのだなと改めて感じました。

今のコツコツがいつか生かされる時を信じて、今週もnoteを書いています。

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