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何も予定のない日(^^) 怖さと自由と


先週、久しぶりに何も決まった予定のない日がありました。以前にも予定のない時期を経験したことはあって、その時はフリーランスとして働くかどうかも決めきれていなかったから、何も考えなくて済むようにだらだらとテレビを見る日々でした。

会社員と違って、自分で何か動いていないと何も始まらないのがフリーランス。じっとしていると、世の中から取り残されていくようなよくわからない不安。私、何してるの…?大丈夫??って自問自答しても、大丈夫じゃないよ!という声は聞こえるものの、じゃあどうするの??が簡単には出てこないので、ただただ真っ白な予定が不安でした。

そして、とにかく何かやってみるしかないので、気になるイベントに参加してみたり、動いている先輩についていったり。そうして動いていくうちに、周囲に期待されること、自分が役に立てることが少しずつ見つかって、だんだん形になっていきました。

だから、予定がないを本当に楽しめるようになったのは最近。予定のない週末に何をしよう?と考えて、読みたい!と思っていたけれど、なかなか手に取れなかった本を読むことにしました。

先週読んだのはこの本。

私と同じキャリアコンサルタントの資格をお持ちの黒田悠介さんの本です。

とにかく共感するところばかりだし、小さな一歩の大切さやそれならちょっと頑張れるかも・・と思えるところがたくさんの一冊でした。自分の将来のこと、キャリアのこと、どう考えればよいのだろう・・・と思う方にはぜひ一度読んでみて頂きたいです!

私が一番共感したのは、本の終わりに出てくる次の文章です。


「小さな変化を避け続けることが結果的に、あとで大きな変化をせざるを得ない状況に自分を追い込むことになりかねないのです。ですから、いまからでもこまめにライフピボットを経験しておき、年齢に関係なくできるようになっておきましょう。」


小さな変化。それはきっと大したことではない。だからこそ「ま、いいっか」と先延ばしにしてしまうこともある。でも、その先延ばしが結果として現状維持になり、気がつくと何も変わらない、変化しない状態に慣れてしまっていく。そんな気がしました。

予定のない日だったからこそ、じっくり向き合えた本と時間。

今まではどこか怖かった予定のない日を自由に楽しめるようになって、1冊の本からたくさんの気づきをもらいました。

ちょうど1年前は何をしていただろう?と振り返ってみると、自分が重ねてきた小さな変化の積み重ねを実感することもできました。

フリーランスは「怖い」部分もたくさんあるけれど、「自由」な部分もたくさんあって、その両方があるからこそ面白い。予定のない日に本と向き合って、怖さと自由とその両方を楽しめるようになった自分の変化を記録したくなりました。


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