喜ぶのを遅くする

何かに取り組んでいる時に、その挑戦が大変であればあるほど、「これで上手く行くはずだ」と思ったり、「やるべき事が終わったはずだ」と喜んだり、ポジティヴな気持ちで安心したくなります

しかし実際には、上手く行くはずだと思ったことで、後で問題が見つかることもあります。
また、やるべき事が終わったと思ったら、まだ必要な事が出てくるかもしれません。

そうなると、一度、安心したり喜んだりした分、それがぬか喜びになってしまい、がっかりした気持ちで、取り組まないといけない事になります。


このような、ポジティヴな気持ちが続くか運任せのようになってしまう方法は、賭けになってしまうので、出来れば避けたいと感じます。


では、どうすれば良いかと言えば、2つの視点があると考えます。

1つ目は、「小さなステップでの達成は、成功が失敗にひっくり返ることは少ないので、素直に喜んでポジティヴな気持ちになる」ということ。

2つ目は、「大きなステップでの挑戦では、予断で喜ぶのは待っておいて、安心するのも遅らせる。成功が確認出来てから喜んだり安心したりする」ということです。


これであれば、ポジティヴな要素を保ちつつ、ぬか喜びでがっかりすることも避けられます。
しかも、大きな喜びを得られる時期には、全力でそれを実感することもできる、と感じます。


短期的には我慢しすぎる事も無く、長期的には落胆することも少ない、そうした無理の少ない挑戦方法に出来れば、より良い取り組み方になるのではないかと考えます。

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