遅刻するなら、状況をリストアップしてみる

例えば待ち合わせをする場合、自分自身が遅刻したり、ギリギリになったりしやすい人間なので、どうしたら遅刻したりギリギリになったりしないかを色々試してきました。

もちろん、思い切って30分前に着くくらいの予定を立ててしまえば、遅刻することはありません。
その早めに着いたことで余った時間で、喫茶店に入ったり、他のやりたい事を出来るようにすれば、暇や無駄な時間も出来ないので、それでも上手く行きます。


ただ、思い切り余裕を取る方法だと、結果は安全になりますが、「掛かる時間を把握出来るようになりたい」と言う望みは叶わないので、それもどうにかしたいと考えました。

そこで自分がしたことは、家にいる「今」の状態から、実際に待ち合わせ場所に到着している状況までを、出来る限り具体的にリストアップして区切ってみる事でした。

最初は、「家を出て自宅の最寄り駅に着く」、「電車に乗る」、「目的りの最寄り駅で降りる」くらいの解像度だったのですが、それだと、やっぱり遅刻したり、予定にギリギリになる時があります。

何故なら、挙げたような行動に掛かる時間以外でも、自分の行動は色々あり、それらにも時間が必要だからです。


家を出るまでにやることだけでも、「荷物を準備する」、「天気を調べる、必要なら傘を持つ」、「洗面所で身だしなみを整える」など時間が必要なことが色々あります。

家を出た後でも、「電車来るまでの待ち時間」、「目的地の最寄り駅に着いてから、待ち合わせ場所までの移動」、「横断歩道での信号待ち」など、やはり時間が必要なことが色々あります。


これらが積み重なって、最終的には無視できないような合計時間になった結果、遅刻したり、ギリギリになったりするのだろう、ということです。

と言う事は、最初からこれらに必要だと思われる時間を余裕を持って計算しておいて、待ち合わせ時刻からその合計時間を引いた時には行動を始めれば、間に合うはずです。


そして、実際にその計算で出る行動開始時間は、「そんなに早いのか!」と思うような時間であることが多いです。
つまり、その感覚と計算のギャップが、自分が遅刻したり、ギリギリになったりする原因だったのでしょう。


思い込みのイメージではなく、具体的に先のことを想像して計算してみること。
これによって、少なくともイメージだけでない根拠で行動することが出来、上手く行くことが増えると考えます。

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