感動にも元気が必要

感動するような経験をしたり、作品に出会ったり、人とのやり取りがあったりすることで、そこから元気を貰うことがあります。

しかし、その感動をするにも、あまりに疲れていたりすると、そもそも感動するエネルギー自体が足りない事もあります。

例えば、音楽を聴いて感動するにしても、極度の睡眠不足だったら、まずは眠ることが優先でしょう。
例えば、映画を観て感動するにしても、集中できないくらい身の回りに問題が積み重なっていたらそれどころではないかもしれません。

逆に言えば、普段なら感動出来るようなことで、自然に心が揺さ振られないとしたら、元気や安心など、感動のために必要なものが足りていないのかもしれません。

普通の習慣よりも長めに眠ってみたら、起きた時に明らかに力が湧いてきたり、心配なことを誰かに相談して話を聴いて貰ったら気持ちが安定したり。

そういった流れで自分にとっての良い状態が戻ってきた時に、感動出来るようなものに出会えたら、それがさらに元気を生み出してくれるように思います。

具合が悪い時には、お粥などの消化の良いものを食べて、元気が出てきたら、ステーキを食べたりお酒を飲んだりできるようになっていくのに似ているかもしれません。

自分にプラスの要素をもたらしてくれるものが、そうならない時は、自分自身に普段よりも優しくすること、休んだり、頼ったりすることが必要だと思っていれば、安全だと感じます。