会話の速度と思考の速度

これもまたモードの切り替えについての話題のひとつでもあります。

日頃の思考の速度と言うのは、実際に思考に使っている要素の速さに引きずられて変わっていきます

まず、一般的な「思考」の定義は「言葉を使った思考」のことだと思うので、「言葉を使った思考」について考えてみます。
それで言えば、会話をする速さ、文字を読む速さ、タイピングなどの文字入力の速さなどに依存すると考えられます。

そのため、多くの情報を高速で処理できるようになれば、話す速度、文字を読む速度、タイピングなどの文字入力速度など、それぞれ上がっていくこともあるでしょう。

ここで問題なのが、自分自身の中ではその速度の向上が問題無くても、コミュニケーション上は不便なことがある、と言う事です。
例えば、会話の速度が上がり過ぎれば、何を言っているのか相手に伝わらない事も増えるでしょうし、相手からのレスポンスを待つ時間を長く感じるようになるかもしれません

もちろん、そこでは会話が心地良く弾むように速度を落とせば良いのですが、ここでも問題があります。
会話の速度を落としていくと、今度は思考の速度もそれにつられて落ちていく可能性がある、と言う事です。

理想としては、脳内での思考の速度は保ちつつ会話の速度は緩めたり、場合によって、速度の切り替えが出来れば最も望ましいように思います。

その切り替えを、短距離走のダッシュからの急停止のような、負担を受けずに出来るための工夫や技術を学ぶ必要性を感じます。

例えば、それは「○○をしたら気合が入る」と言うルーチンなどを用いた切り替えかもしれません。
同時並行で複数のことを思考することは、相手に対する興味を増やすことで。会話速度に依存せずに思考速度を保つことかもしれません。

そうした試行錯誤の結果、良い所取りの結果になれば、最も良いと感じます。

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