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映画レポ|その後、『マイ・エレメント』もちゃんと観ました。
“僕はカッとなったとき、心が何かを伝えようとしてるって考えるんだ”
私は感情の起伏が激しい。歩き疲れてはイライラして人に当たり、仕事のことを考えれば不安に押し潰されて泣く。
俯瞰してみると馬鹿らしいことだが、ときにそんな自分がものすごく嫌になってしまう。
今回は、そんなすぐにカッとなってしまう“火の女の子”と感情豊かな“水の青年”が出会い、相反する2人が次第に心を通わせていく物語『マイ・エレメントを観てみた。
◾️あらすじ
火・水・土・風のエレメント(元素)たちが暮らす、エレメント・シティにはルールがある。それは、“違うエレメントと関わらない”こと――。 だがある日、父の店を継ぐために頑張る火の女の子〈エンバー〉は偶然、自由な心を持つ水の青年〈ウェイド〉と出会う。ずっと火の街にいたエンバーは、彼と過ごすことで初めて世界の広さに触れ、自分の新たな可能性を考え始める。「私の本当にやりたいことって…?」 正反対のふたりの心が触れ合う時、色鮮やかな奇跡が起こる――
◾️デートに来たエンバーがかわいすぎる
めちゃくちゃニヤニヤしたわ!!!!!!!
きらきらのパーカーがとっても似合う。かわいい。
待ち合わせ場所に来てくれただけで泣いちゃうウェイドにも思わずキュンとしてしまいました。
会えるだけで胸がいっぱい、一緒にいるだけで幸せ。恋のはじまりって素敵だな。
デートの帰り、エンバーは電車の通る道で流れる水を眺めます。
触れ合えないことへの悩みを描きつつも、個人的には今まで嫌いだったものまで愛おしく変えてしまったウェイドの存在の大きさを感じるシーンでした。
◾️満たされる相手との出会いで心はより輝くのかも
『マイ・エレメント』を観ている時間は、誰かに優しく肯定されているような気持ちでした。
カッとするエンバーを優しく受け止め、良いところを見つけてくれるウェイド。ウェイドの言葉で心が満たされたエンバーは、これまで嫌いだった癇癪の力を特技にまで変えてしまいます。
現実でもあり得ることだよね。恋人も、友達も、仕事仲間も…お互いを尊重し合える関係でこそ、良い関係と言えるのだと改めて実感しました。
…とはいえ、それが難しいから人間関係に悩んでしまうのだけど。いつだってお手本を見せてくれるのがディズニー作品だよね…。
◾️最後に
個人的な感想ですが、エンバーが炎でガラスを細工する力は、生まれつき持っていた才能ではなかったと思っています。
…というより、そう思いたい、かな。
たまたまその力をみたウェイドが彼女を褒め、ウェイドの母がガラス職人に繋げ、最後にはエンバー自身が挑戦したいと考え始めたこと…エンバーのことを大切に思い、尊重してくれるみんなの偶然が導いた結果だとしたら、なんだか希望があるなあと思いました。
現代流の育成法を見たような気さえしてきました。褒めて褒めて褒めまくって、私も大切な人の心を満たしてあげたいな。
エンバーがインターン先でどうがんばるかも、想像すると楽しみですね。続編ありそう!
楽しみに待とうと思います。🎞️
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