ウクライナ東部訪問:ニュースは真実を伝えない
ウクライナ東部の戦闘地域では多くの障害を持った人たちが避難もできず、現地に取り残されている。紛争や災害などで最も弱い立場の障害者に対しては、国連にも専門の機関はなく(子供にはUNICEF、女性にはUN Womenがある)常に忘れ去られた存在となる。日本財団では私自身が陣頭指揮をとりウクライナ東部の戦闘地域から障害者の救出を行なった。特徴的なのは、ウクライナ国内や周辺国に広がる数百万人のユダヤ系住民のネットワークを活用していることだ。これまでに4000人以上の障害者をウクライナ