泣き虫の気づき

ひさしぶりに、涙がこぼれた。

会社員だったころ、それはそれはつらくて、トイレや帰り道によく泣いていたなぁ。デスクでは意地でも泣かなかったけど。

もともと、涙腺の元栓を 人生の序盤で落としてきたような人間（つまりは泣き虫）なのに

ここ最近は、涙で溢れさせるまで感情を感じようとしていなかった。

自分で処理し切れないほどに色々と感じてしまいそうで、こわかった。

だから、涙がこぼれたのは、いつぶりだろうか　

いろんなことが、たとえば、

わたしが、わたしのペースで精一杯生きていることを、それ自体を否定されているような気持ちになってしまって、

なにもがんばっていない、と暗に言われているようで、

それがかなしくて、自分の人生を生きるために勇気を持つと決めたはずが 
結局、認められるようにはどうしたらいいだろうと考えてることに気づいて、

結果がすべて、正しいがすべてな大人の世界が苦しくて、

自分にたいしても　周りにたいしても

いっぱい押し寄せてきた それらいろんなことに、

あ、つらいかも、と、
感情が 心の容量を超えた。

でもね、どうやら、どんなことだってきっと、乗り越えられる範囲でわたしたちのもとにやってくるみたいだよ。

言葉でも追いつけないことがある、と朝は悲観的になっていたけど、

それでも言葉で伝えたら はじめてわかり合えた部分もあって、すこし心がすっとした、夜。

すこしずつでいい。

すこしずつでも、伝わって、

すこしずつでも、進めたらいい。

明日も、今日よりすこし、前を向けたらそれだけで百万点。

笑えない日があってもいいよね。

明日はきっと、笑顔で過ごせるから🌼