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【短歌一首】 バタ足でしきりに吾呼ぶ亀知らぬ腰痛爆ぜる夏の水換え

バタ足で
しきりに吾呼ぶ
亀知らぬ
腰痛爆ぜる
夏の水換え

こんにちは。
統合カウンセラーの猫間英介です。

短歌は季節セラピー。
中でも、長く一緒に暮らしている猫や亀、街や自然の中で見つけた生き物をその季節ごとに観察して短歌を詠むことは、私にとって最高のセラピーの一つです。

24年間一緒に住んでいる、ベランダの衣装ケースが持ち家の二匹の亀。天候変動や寒暖差が激しい中でも、すでに本格的に活動を開始しています。亀たちの本格始動とともに始まるのが、まめな掃除と水換えの作業です。これが腰痛を呼び起こし、さらに悪化させることがあります。 毎年4月~9月頃は10日に2回~3回くらいのペース。 彼らからの食事と水換えの要請は容赦なくきます。

水換え後、約5日経過。
左の亀は汚れに激怒?でひっくり返りそう。

もともと清流に住んでいる亀はとてもきれい好き。でも水を汚すのも得意。
24年間の観察に基づくと、水が汚れる原因は、①光、②温度、③食事、④排泄、⑤浮島の苔の残り、⑥亀自身の新陳代謝の複合です。 これから夏はこれら6つの要因の発生頻度が非常に多くなるため、水を取り替えても3日くらいでかなり濃い緑色の淀んだ池と化します。

立ち上がりにらみつけてくる
ケースをひっかき不快な音を出す

亀たちは、水やケースをバタ足で叩いて音を出して、食事や水替えを要求してきます。真夏などは朝早くから夜遅くまで、かなりドタバタ、キイキイ音を立てます。 少し、近所迷惑が懸念されます。

浮島を天日干しで消毒

浮島に染み付いた苔はすべてを取り除くことは不可能です。この苔が太陽光と高い気温でどんどん増殖し、亀自身から出てくる体の汚れや、食事のカスや排泄物と相まって、一気に水は汚れていきます。

浮島のウラ側も天日干し
このバケツ一杯分の水がケース1つ分の水
約12リットル入るので、単純計算でも10キロ以上

亀のケースを斜めにしてこのバケツに入れる作業のときに、腰痛発生・再発・悪化リスクがマックスになります。最新の注意を払って、腰のみに圧がかからないように全身をうまく使いながら水換えを行います。
次に腰に危ないのが、バケツに移した緑の汚水をトイレまで運ぶ作業です。このときには中の汚水が揺れたり、こぼれたりしないように注意を払いながらゆっくり歩を進めます。

本格的な水換え作業は亀が大きくなってからですが、それでも20年はやっています。一度もこの汚水をこぼしたことはありませんが、なんかの拍子で転んだりしたら、家の中が大変なことになります。

水換え作業完了

トイレに運んだバケツから汚水をトイレに流したら、今度は風呂場にそのバケツを持って行ってきれいな水を入れます。そして、そのバケツを衣装ケースまで運び、ゆっくりと流し込みます。この流し込むときにも腰を痛めやすいので要注意です。また、水量も一部蒸発して量が減っている汚水よりも、きれいな水の方が量が多くなるため、1.2倍くらい重く感じます。

しばらくすると浮島に上って甲羅干し
甲羅が剥けて成長中
窓越しに眺める

ベランダの亀を窓越しに見ていると、私に気づいた亀たちがまたすぐにバタ足を始めます。 今度は、食事の催促です。亀はきれいな水のときにしっかり食べて、同時に水も飲み、そしてしっかり出すとのこと。(ということは、またすぐに汚れる。)

ついに今年も始まった本格的な亀の水換え作業。これから9月末頃までは頻繁に、延々と、この作業が続いていきます。しかも、最近は夏の期間がやたらと長い。腰や膝や手首を痛めることがないように、心して臨みたいと思います。 あと、亀の水換え作業時は、猫がベランダに脱走する絶好のチャンス。この点も注意しながら行います。

あたらめて亀の水換え作業を振り返ってみると、ふだんの会社の仕事よりもよほど集中して真剣に取り組んでいるように感じます。(亀二匹の命がかかっています。)

24年間、どんどん成長を続きていて、最近では片手で持つことはほぼ無理になりつつあります。 どこまで大きくなるのか。

猫間英介


冬の終わりごろから活動を開始した亀たち。
亀を詠んだ歌がすでに3つもあった。

【3月26日】

【3月2日】

【2月24日】


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