強くなることを諦めたい

映画シェイプオブウォーターを見た

河童みたいな怪物が言葉の喋れない女の子と恋をして

最終的に女の子も水の中で呼吸できるようになり

めちゃくちゃ強い怪物に守られ、女の子は抱きしめられて映画が終わる

私の理想だった

私が欲しいものを映像化したような作品だった。

誰かに守られて
もう頑張らなくていいんだよ
強くなくていいんだよ
もう終わっていいんだよ
ってしてくれる異性を探している

最近ずっとなんだかモヤモヤしていた。

私と違って、家庭環境に恵まれてお金があって親に愛されている人たちと対面することが多くて

そのたびに「自分の力で生きている自分」が嫌だった。

それをずっと誤魔化そうとしてた

恵まれた人たちと違って、私はこんなこともできるし、あんなこともできるし

そのおかげで記事が書けたり、仕事ができるんだからって。

でも本当は頑張りたくなんてないし

誰かが「もういいんだよ」ってしてくれる日を待ってる

強くなきゃ生きられないから、強くなっただけ

「もう強くなる必要ないは無いんだよ」っておろしてしまいたい。

恵まれた子のそれが羨ましかった
強くなる必要がないの。

私のなりたいものは「強くなることを下ろすこと」なのかもしれない

そうなりたい。その生活がほしい