自分が悪いからと思ってしまう人へ【お人好しのための教科書】
私が今まで生きてきた世界はこうだった。
私は普通に生きているだけで、誰かの地雷を踏んでしまう。
私が悪いことをしてしまったから
お母さんが私を無視し始める。
学校中に鳴り響く放送で私の名前が呼ばれる。
いきなり呼び出されて「なんで呼ばれたのかわかってるよな?」って上の人に言われる。
そのたびに、死ぬほど絶望して、情けなくて、死にたくなった。
私は私なりに考えて、最善だと思って、自信を持って、勇気を出した行動も全部クソみたいな価値に落ちぶれる。
だから、私は生きてはいけないんだと思うようになった。
自分らしく、自分の判断で生きていくと、私はこうやって誰かの迷惑になっちゃうから、とんでもないことをしちゃうから
こんなにみんなの前で貶されたり、怒鳴られたり、威圧されるのは、きっとそれ相応のことをしたから。私が悪いから。
怒らないでください。お願いだから、なんでもするから。お願い。
合理性のある「ごめんなさい」
「もし、依頼中におさーんがタバコを切らしていて、『なんでお前俺のタバコぐらい用意してないねん。どうなるかわかっとんだろうな』って言われたら、本当に申し訳ないと思う。」
おさーんはそんな私に「本当にそれは間違ってる。異常な感覚になってる。俺は完璧に異常やと思う」と言った。
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