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雑記「下北沢、代田橋へ行こう。」

どうも、はじめまして。

この期間中、あまり人に会えず、寂しい日々を過ごしているので、文章を通して皆さんと繋がろうと思っています。適当に、顎や鼻の下の吹き出物でも気にしながら、読んでいただければ幸いです。

足が速い子より作文がうまい子の方が優秀。
(理由:自転車で圧勝できるから)


1.東京の街はみな臭い

進学を機に上京し、もう三年目になりますが、私は東京という街のことを、よく分かっていません。どっちが埼玉側で、どっちが山梨側で、どっちが神奈川側なのか(千葉側は分かる)。区や市の大まかな位置関係すら把握していません。なぜなら、決まって降りるのは特急が停まるような大きな駅。各駅しか停まらないような、しょうもないチンケな街は眼中に無いからです。(本当は住んでいるのが23区外だからです。すいません。)

となると、新宿、渋谷、原宿なんかに行きがちですが、もう総じて臭いですよね、街が。あれなんの匂いですか?新宿の高架下と池袋の駅構内に関しては、怒っていいですか?皆さん、当たり前になっている苦痛から、目を背けてちゃ何も変わらないんですよ。行動しなきゃね、何も始まらないんですよ。上京当初「コレが東京の匂いなんだ…」と自分に言い聞かせ、耐えていた私をやさしく撫でてくれ。

じゃあ臭くない街に行けばいいんじゃないの???と疑問に思うかもしれませんが、実のところ、東京には臭くない街とかありません。ちゃんと全部臭いです。行ってないところ沢山あるけど。

みんなで一回、田舎の綺麗な空気の中で深呼吸とかした方が、精神にいいのにな。東京の人はさ、目が死んでるよ。目が。田舎者の愚痴はさておき、本題に入りましょう。


2.心の拠り所、下北沢周辺

はい、そうなんです。今回皆さんにお伝えしたいのは、雑居ビルの階段急すぎでお馴染み、下北沢周辺の街です。店も人も個性的なものが集まっていて楽しいですよね。まぁでも、下北沢も臭いことには変わりない。大好きなんですけどね。古着屋、古本屋、古道具屋、劇場、ライブハウス、あとカレー屋とか、エスニック料理出す店とかの独特な匂い。下北沢に行く人は、鼻と性格がちょっと曲がっているので、なんてことない顔をしていますが。確か、はじめて下北沢に行ったのは、高校時代、一人で東京散策をした時でした。シティボーイに憧れて、古着屋でキモい色のラルフローレンのポロシャツを買った記憶があります。地元でがっつり浮きました。ただそういった心意気が私を強くしたのは間違いありません。

では、いきなりですが、こないだ(結構前)行ってみて良かった場所をオススメしていきます。消毒ジェル八回くらい擦り付けながら歩いてたので許してください。マジで一人の時間が長すぎる。一人になりたくないから東京に来たのに。

「MARY STAND」

下北沢駅の西口を出てすぐにある、アメリカンな気分が味わえるダイナーです。店内は落ち着いた洋楽が流れていて、雰囲気もよく、静かで居心地が良かったです。髪を切ってテンションも上がっていたので、全然一人でこういうところに入ります。なぜなら、そういう「男が一人でカフェに入る恥ずかしさ」みたいなものは捨てて、Instagramと正面から向き合っていた時期があったからです。友達に「お前と一緒に行くと飯が少ない」と言われてから、人を誘う勇気が出なくなってしまいました。正方形の写真を撮ってしまうのは、その名残です。

日替わりでケーキがあって、私が行った時は抹茶のティラミスでした。後ろのはカフェオレです。お店の目玉のハンバーガーも、種類が豊富で美味しそうだったので、次回は食べてみようと思います。Uber eatsもやっているので近い人は頼むのもありかも。世田谷住みの成金になったら毎日頼もう。

MARY STANDさんのホームページ


「flotsam books」

ここは、下北沢から少し歩くと(人によるな…歩くのが好きな人なら余裕)ある、代田橋の本屋です。店内にはデザイン・アート・ファッション関係の本が、所せましと並んでいます。博多通りもんくらいぎっしりです。実店舗が出たのはつい最近で、元はオンラインショップだったそう。オンラインでの買い物ってちょっと勇気出ないし、実物触って確かめたいタイプのめんどくさい人(僕もですが)は嬉しいですよね。行ったときはちょうどculture centerという団体とのコラボをしていて、20代の若いクリエイターの作品が展示されていました。

作品集を並べて、それ自体をアートにしてるのが、かっこいいですよね。入った時は緊張したのですが、この写真の下に見える付箋に「この辺まで入って大丈夫です。土足で。」と手書きで書いてあるのが、なんか抜けてて、ちょっと安心しました。店主の人も気さくでよかったです。あ、しっかり撮影許可をもらって撮っています。(許可をもらうために、礼儀として一冊買いました。そういうのをさ、大切にしていこうよ。)

flotsam booksさんのホームページ


「Butter”mass”ter (バターマスター)」

ここは先ほど紹介したflotsambooksのすぐそば。バターマスターというフィナンシェ専門店です。先ほども言いましたが、僕はこういうところにぐんぐん向かいます。一人で。フィナンシェはプレーン、塩、発酵バター、コニャックの四種類。初めてだったので、プレーンと発酵バターの二種類を買いました。一つ三百円近くするのですが(マジで?ってなるけどレジでは動揺しなかった。よくあるから。)全然出せちゃうおいしさ。店内には飲食スペースがあって、SNSでよく見るかわいいプリンも食べることができます。オリジナルのキャラクターの顔が、ちょっと憎たらしいけど愛嬌あって好き。

下のがフィナンシェです。包み紙が可愛い。プレーンは「プ」、バターは「バ」とか頭文字のカタカナのシールが貼ってあります。ただ、この写真は左上にある甘栗の異質さが、全てを台無しにしていますね…。おじいちゃんに「栗好きなんだ」と言った日から沢山送られてきます。ありがとう…家族の絆…。

Butter”mass”ter さんのホームページ


3.おわりだよ

ちょっと入り方が悪くて、紹介した店みんな臭いんじゃないかと思われてそうなんですが、どこもいい匂いだったので安心してください。一つ良くないところがあったら、誇張して面白がる、インターネットの悪癖だ。なんでこんな大学生になってしまったんだろう。

では、歩道橋にいたかわいい犬の写真でお別れです。さようなら!

(ワヌ)

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